毎月恒例の納期最新情報の5月版をお届けしたいと思います。
今月は大きなトピックがなく、更新無しの月にしようかとも考えたのですが、トピックがないことがトピックなんですよね。先月版の販売好調の裏で少し不安もあるということを伝えていましたが、残念ながらその不安が今月に当たってしまったというところでしょうか。
まだ先月版をご覧になられていない方はまずこちらからみてもらえると流れを掴めると思います。
先月にお伝えした湖西工場の稼働停止の影響が出てくるのが今月〜来月でしょう。それが数字となって現れてくるのか来ないのか。どれくらいの影響なのか。
そして、世界情勢の影響なども数字となって現れて来ていそうです。そんなところが今月版の注目ポイントかと思いますのでぜひご覧ください。
2022年4月の販売台数情報をチェック
全国軽自動車協会連合会様いつも感謝です。
新車販売速報を今月もみていきましょう。
先月は5,177台という単月では記録的な販売台数を叩き出し、納期爆短の波に乗れるのか…という大事な局面を占うのが今月です。
果たしてどんな数字になったのでしょうか。
肩透かしの大失速2,508台でした。
さて問題はこの数字をどう読み解くかです。この数字をどう解析するかが1番大事。
先月に紹介した稼働停止があるのですが、これは4月の4日5日です。月初の稼働停止ですので4月の販売分にも影響がないことはなさそうですが、4月の販売分としてカウントするのは4月中に登録された車両だったはずです。
登録ができるのは車両の車体番号がわかるタイミングなのでまだ工場にある時期のことだと思います。
そう考えると操業停止がなければ4月の末あたりの販売台数に多少なりとも影響は出ていそうな気もしてきます。
この辺りは中の人でない限りわかりようがないですが、今月のこの2,508台というちょっと寂しい数字に少なからず影響は与えていると考えられます。
しかし、来月も少ないのであれば操業停止分は来月にもかかっている可能性もあるので引き続き注視していく必要がありそうですね。
そして、ジムニーだけの販売台数を見て一喜一憂していると見落としてしまうかもしれませんが注視しなければいけないところがあります。
それはジムニーは先月比約50%減ですが、他のメーカー車種も軒並み3月から4月は減産しているという点です。
先月比50%減は結構ありますし、日産ルークスなんて先月比38%なんて状況です。反面、スズキでもハスラーは96%で維持していたりもします。
メーカーによって事情も様々だと思うのですが、概ね減産傾向にある4月の販売台数というのは考慮して見ていかないといけないのかなと思います。
調べていると昨年3月→4月も同様の傾向のようです。
4月というと新生活が始まることもあり販売は好調になる月かと素人目には思えるのですが、傾向的にそうではないみたいです。不思議です。
軽自動車に限っていえば、自動車税が4月1日所有時点で課せられるので3月が販売が減って4月に増えそうなものなんですが真逆です。不思議です。
この謎は詳しい方教えてください。
他にもメーカー、車種問わず減っている要因としてもう一つは世界情勢や半導体不足というのも引き続き影響があるでしょう。
しかし、この辺りはもはや慢性的なものであるので4月の販売台数で一気に影響が出てきたとは思えないのですが、顕在化されたのが今月だったという可能性もあります。
そこのところは来月、再来月の流れを見る以外には読み解けません。
考察が長くなってしまいましたが、減った時はなんとか明確な理由を探さないと納車待ち民も不安になってしまうかと思いますので考えうる限りの要因を挙げてみました。
この販売減は時期的なものなのか、製造に関わるものなのか、そのあたりの解明のために今後も注意深くチェックしていきます。
その他ネガティブニュースはナシ!
販売台数は振るわなかったものの4月の後半や5月やそれ以降の工場の稼働停止や部品不足などのニュースは出てきませんでした。
しかし、スズキでも磐田工場では部品不足で二日間の終日稼働停止などもしていますので、「ジムニーを除く」が発動されないかぎり稼働停止の危険とは隣り合わせなことには変わりない現状ではあります。
先ほども上記で説明しました4月初旬の稼働停止が4月販売分にかかっているか5月販売分にかかっているか微妙なところではありますが、それ以外は販売が減る要素はないため、5月の販売分は多少盛り返して欲しいところですがどうなるのでしょうか。
あまり明確なマイナス要素がなかったにもかかわらず4月の数字を見ると5月も予想が難しい月になりそうです。
大手メディアの「ジムニーは納期縮まらず!」っていうよく見かける記事だと、相変わらず受注は落ち着くことなく好調みたいです。
製造や販売が少なくとも、ある程度欲しい人には行き渡って受注が減っていっているのであれば段々と納期が落ち着くのですが、まだまだ欲しいと思っている人は途絶えていないようです。
今後もネガティブニュースが出ることなく安定した台数の製造が続かないと目に見える納期短縮にはならなそうですね。
2022年5月版まとめ
先月の5000台超えの猛チャージでこれはいいい流れかと思いきや半分の今月で肩透かしな結果となりました。
しかし、その要因は時勢や時期特有の傾向みたいに思えるのであまり悲観する感じではなさそうです。
あえてポジティブに考えるならば、時期的に4月の販売は減るものだからOK。5月6月に影響が出そうな操業停止などのニュースはなしなのでこれから販売増加の期待大!
といったところでしょうか。
実際の納期に関しては、本当にバラバラです。
当ブログをご覧いただいてる方で16ヶ月と報告してくださっている方もいます。その反面SNSでは早い人も見かけたりします。「納車しました!」だけだと中古車買っただけかもしれないので判断はできないのですが。
しかし、待つ期間にこんなにも幅があるというのは大手自動車メーカーの顧客管理としてはちょっとお粗末に思えてなりません。
唯一無二で量産しづらいオフローダーだからこそ納期が長いというのは納得済みでみんなオーダーしてると思います。
だけれど待つことに納得できても人によって待ち時間が長かったり短かったり、時には割り込みもあるんじゃないかと勘繰ってしまうような振れ幅は納得できないはずです。
納期問題の解消とともに振れ幅の解消も今後注目してみたいと思います。
コメント
snyさん、こんにちは。
ご報告があります!なんとなんと、スズキから6月生産との連絡がありました( ´艸`)
思えば苦節15ヶ月、いやー長かった~(;^_^A。
snyさんから、待っていれば必ずその日はくるのだからと励まされつつ、貴ブログをはじめネットでジムニー関連記事を読みまくったり、早々にカスタムパーツを買いあさったりしながら気を紛らわせてきましたが、ついに夢が現実になる日が間近となりました。(実際の納車は7月になると予想していますが・・・)
貴ブログの『納期最新情報』記事がどれだけ心の支えとなっていたか・・・今まで本当にありがとうございました。私と同じような気持ちのジムニー納車待ちの方は多数いらっしゃるのではないでしょうか。もちろん、これからも応援させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。
一応情報を入れときますと、、、1週間前にDの担当に連絡したときは5月割り当て2台、6月もおそらく同程度、とかなり厳しい説明でしたが、度重なる私のプレッシャーが功を奏したのか昨日、6月に無理くり押し込みました!と手のひらを返したかのような電話がありました。ん?まじで?言ってたことと違うじゃん?と勘繰りましたが、生産決定の喜びに疑いの気持ちなど消し飛んでそれ以上突っ込みませんでした(笑)。まぁ、まったく融通は利かないと言いながら裏に回れば多少は何かしら手があるんでしょうねぇ。
というわけで、納車されましたらまたご連絡いたします(^^/
おおおお!ついに!おめでとうございます!!!
終わってみれば15ヶ月と長かったですね…でも、やっと納車が決まって自分のことのように嬉しいです!
乗れるようになるにはもうちょっとですが、こっからはさらにワクワクが止まらなくなるところです!(体験談!)
Dへ行ってオプションの最終確認やらなんやら実感もしてくるので時間が経つのは早いはずです!
納期短縮の裏技(ズル込み)的なのは考えても仕方がないところですが熱は伝わったみたいですね!ズルはせずとも熱さで勝ち取りましたね!
ちょうど梅雨が開けて夏スタートのタイミングの納車で楽しみですね!またレポお願いします!!