新型ジムニー カスタムして車検に通るパーツ・通らないパーツ・グレーなパーツ

カスタム妄想

まだ納車前だというのにカスタムしたい部分はどんどん決まっていきます。
しかし気になるのがカスタムと車検の関係。どんなカスタムなら車検に通るのか、はたまた通らないのか。カスタムすることによって車検にどういった影響があるのか全くわからないので色々と調べてみました。

合法の範囲内でカスタムしていきたいと思っているので、どんな条件を満たしていれば車検適応なのか調べた範囲で書いていこうと思います。
あくまで自分で調べた範囲ですのでもしかしたら間違いもあるかもしれませんので、そういった時はコメントで訂正してもらえると大変助かります!

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オーバーフェンダー・リフトアップ・ルーフラックは車検に影響するのか

超定番カスタムのオーバーフェンダー、リフトアップ、ルーフラックです。僕もいずれはすべて手を付けたいと思っているのですがこれにも車検が絡んできます。

これに関してはシーエルリンクさんの動画がわかりやすいのでこちらをどうぞ

ジムニーや四駆でよくやるカスタム、どこまで車検に通る?専門店が徹底解説! シーエルリンク

いきなり引用して終わりにして申し訳ないですが、動画でわかりやすいのと、一番やり玉に上がりやすいオーバーフェンダーとリフトアップを取り上げてくれているので見るのが手っ取り早いかと思います。
そしてこの車検に関して重要なのが、指定部品か指定外部品かというところです。この部分が大事なんですがそれもこの動画内で解説してます。

動画見るの面倒って人に簡単に説明すると、パーツには指定部品として取り扱われるものと、指定外部品として扱われるものがあり、リフトアップで使われるコイルスプリングなど指定部品であれば溶接などのすぐに取り外せない取り付け方法でなければ寸法を超えても車検適応できるとのこと、オーバーフェンダーなど指定外部品だと定められた一定範囲(長さ±3cm、幅 ±2cm 、高さ ±4cm)を超えたらアウトになるということです。

驚いたのは、よくJA11なんかのカスタムされた中古車なんかを見ていると[構造変更済]なんて書かれてるから4cm以上のリフトアップをしたら構造変更をしなきゃ車検適応外だと思ってたんですよ。でもこれはJA11などのリーフスプリングが指定外部品だからであって、JB64のコイルスプリングは指定部品なので構造変更しなくていいっていうのは知らなかったのでびっくりしました。
しかし、ほんと日本の役所が考えることは細かくて分かりづらいですねー。。。

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グリルの変更は車検に影響するか

フロントグリルの変更についてです。
僕もジムニーが納車されたらグリルは変更するつもりなのですが、素人目にみてもグリルで車検云々っていうのは聞いたことないので大丈夫そう?
車検の保安基準的にはどういった部分を満たしていたらいいのか調べてみます。

グリルだとまず、車の寸法が変わるようなものはもちろんNGですね。けど、社外品でもグリルの交換で大幅に外寸が変わるようなものってないような。

もう一つは突起物があるとNGだそうです。直径100mmの球体が接触してしまうとアウトだそうです。しかしこれも多分よっぽど変わったデザインじゃない限りグリルでは該当しなさそうですね。

グリルは大丈夫そうとなったんですが、じゃあグリルガードはどうでしょうか。
カンガルーバンパーなんかとも呼ばれるこんなやつですね。

四駆にはワイルドさが増してとっても似合う!ししがりバンパーなんて言ってもっとイカツイやつもありますね。
こういうのは車検に通るのでしょうか?

グリルガードも指定部品だそうです。
つまり溶接やリベット固定などで恒久的な取り付け方法にさえしなければ、決められた車幅や長さを超えても問題がないということになります。しかし、ヘッドライトの光を遮ったりすればNGとなります。

しかし、このグリルガードはもともとオーストラリアなどでカンガルーとの衝突対策で生まれたものらしく、カンガルーのいない日本でつけていると、万が一対人の事故が起こった場合に危険とも言われます。
本来は何もついていないバンパーとボンネットで人との衝突を想定した実験を経て安全基準をクリアして世に出てきているので、グリルガードをつけることにより事故などが大きくなってしまうかもしれないんです。かっこいいですが少し考えたほうがいいパーツかもしれません。

グリルはほとんどのアイテムで車検は気にせずカスタムでき、雰囲気を大きく変えられてかつ大物パーツの中ではお手軽な価格ですので最初の外装カスタムにおすすめかと思います!
そんなグリルパーツを通販で見つけられる限り全部乗せたページを作りましたのでカスタムを考えている方はこちらもどうぞ!

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スペアタイヤブラケットは車検に影響するか

これもまたもや定番カスタム。
通常ジムニーはノーマルの状態だとホイールが裏面になってスペアタイヤが装着されています。これをカスタムした社外のホイールを表面に向けて見せたり、純正のアルミホイールもそのままではスペアタイヤの位置には装着できないので取り付けるためにスペアタイヤのブラケットを装着するのもカッコイイカスタムです。

しかしこれも車の長さに関わるパーツなので車検にも影響がありそうです。
調べるとスペアタイヤのブラケットは指定外部品なので3cmを超えるとアウトになる模様。

ナンバープレートをバンパーからリアハッチに移動するためにスペアタイヤも移動する、その為の移動ブラケットは純正のように薄く作られた商品が多くありこれは車検もクリアできると謳っているものも多い。しかし、ホイールを表面に取り付ける為のブラケットはほとんどの商品でこの3cmを超えそうな商品ばかりです。

ここで疑問なのが、わりと定番のカスタムでここに手を入れている人も多いのですが、厳密に言えば車検適応外のカスタムになりそうだということ。
この解釈がよくわからないのです。
車検適応外だけど車検の時はブラケットを外せば大丈夫ということなのか?
違法改造などで警察に止められる可能性もある?あっても甘んじて受け入れるものとしてカスタムするのか?それともスペアタイヤを表に向けている程度の違法なら見過ごされるようなグレーなものなのか?

このあたりが調べてもよくわからなかったのです。
もし整備や車関係に従事されている方や、実体験などで実際のところはどういった解釈でこういったカスタムがされているのかわかる方がいたら補足してもらえたら嬉しいです。
僕も安心して法の範囲内でカスタムをしたいと思っているのでぜひお願いします。

追記
スペアタイヤブラケットと車検の謎が解けましたのでこちらをご覧ください。

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バンパーの交換は車検に影響するか

これもまた車幅や長さに影響が出るパーツですし、色々な造形のものがあるので突起や硬さなども様々なのでしっかり規定を知っておかないと車検適応外だったなんてことになりかねません。

バンパーは指定部品?

フレックスドリームのサイトでの解説ではバンパーはグリルガードと同じように指定部品だそう。
「長さが3cm以上変わっても変更する必要はない」と書いてありました。

しかし調べているとグーネットピットのサイトだと「 車長は車検証に記されている長さでないといけないということがポイント 」とあり、「 車検に通る長さとは元の車長からの変化が±3cmの範囲 」との記載もありました。

ここでバンパーに関しては見解が別れてしまいました。
他、個人ブログもグーネットピットの方の車幅・車長が大幅に変わらなければOKとの記載が多い。
他にも、18年式以前と以降はバンパーに関して車検の対応が変わるといった内容のものも見つけました。

さらに調べると結局、検査官次第で純正±3cmが無難な気がします。
このバンパーに関しても識者の方や経験者の方の意見をお待ちしています。

フォグランプに注意

ジムニーはフロントバンパーにフォグランプがついてますよね。このフォグランプの取り付け位置にも指定があるんです。

フォグランプの位置が車の中央によりすぎていたり、低すぎるとフォグランプとして扱われなくなるので変更手続きが必要になるそうです。
気に入ったデザインのバンパーだったりしてもフォグランプの位置まで気にしないと後々の車検の際に面倒になるかもしれません。

リアラダーは車検に影響するか

リアラダーも指定部品なので恒久的な取り付けでなければ車検はクリアできるそう。
しかし取り付け位置的に注意しなければいけない点がいくつかあり、ナンバーや灯火類が隠れてしまっていないか、鋭利な部分はないか、などは確認しなければいけないみたいです。

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解釈はすべて検査する地域と検査官次第で異なる

元も子もない話になってしまいそうですが、結局は車検に通る通らないか際どいものは検査官と地域次第になるというのが答えみたいです。

大幅に基準を超えてしまっているものはもちろんアウトなんですが、調べれば調べるほど車検適応についての基準はわけがわからないです。
ディーラーは厳しく見てカスタムをしていたら車検はもちろん、入庫もお断りのところが多いそうです。
そうなるとカスタムした車両の車検はジムニーに詳しいカスタムショップや車検に詳しいショップに頼んだほうが安心できそうです。

カスタムパーツも車検適応ってはっきり書いていない場合も多く、調べていると検査官次第でOKだったりNGだったりするっていうショップが逃げ道の文言として使っていることも多かったです。
ショップが悪いわけでなく曖昧な基準が混乱を招いているなーというのが今回調べていてよくわかりました。
カスタムパーツを検討する段階でそのパーツのショップの人には車検についての見解を一度聞いてから購入するのが大事だなと思いました。

一生懸命調べてみましたが、古い情報や間違っている情報などもあるかもしれません。もし間違っていることなどありましたら連絡ください。

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