【2020年11月版】新型ジムニーJB64/74納期 最新情報

納期最新情報

今月も納期の最新情報を追っかけるとともに今後の納期も考察していきます。

近頃の販売台数はものすごく伸びてきていて果たして今月もその波は続いているのか、そしてその生産増によって納期が実際に縮まってきているのかというところが注目されます。

8月、9月と増産が続いているのでそろそろ納車されたという報告にも短縮の兆しが見えてきてもいい頃合いですが果たしてどうなったのでしょうか。

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10月の販売台数情報をチェック

それでは毎月恒例、9月に新型ジムニーはどれだけ販売されたのかをみていきましょう。

8月は3,257台、9月で大台の4,704台とだいぶ本腰入れて製造している流れですが、この流れをキープして納車難民の解消が進んだのでしょうか?

では10月の販売数がこちらです。おなじみの全国軽自動車協会連合会のHPです。

2020年10月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報 – 一般社団法人 全国軽自動車協会連合会
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の公式webサイトです。

10月も絶好調の4,406台の販売です!
9月に引き続き4,000台オーバーのハイペースの生産です!アッパレ!

最近は販売台数が高水準で感覚が麻痺してしまいそうですが、前年と比べると2倍以上の台数ですのでこのペースが続いていけばこれまでのような納車待ちにはならないんじゃないかというのが想像できますね。

しかし、先月版で考察した通り、いくら作って作って売ってもそれ以上に予約が入れば納期は一向に縮まらないんですよね。
そのあたりは先月版で解説しましたのでそちらも一度ご覧ください。

【2020年10月版】新型ジムニーJB64/74納期 最新情報
今月も納期の最新情報を考察していきます。といっても最近は大きく納期が動くようなニュースはないので、淡々と納期に関わりそうな情報を挙げてその中から今後の納期がどうなっていくかを予想していくことになります。8月あたりから納期は...

当たり前ですが、頑張って4,000台作っても毎月10,000台の受注があったら納期は伸びていく一方なんです。
製造の波を読むのとともに受注の波を読むことも納期を考察する上で重要なファクターになると私は考えてます。

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JB64にリコール発生

一生懸命ハイペースでジムニーを作ったことの弊害か、リコールが発生してしまいました。

こちらは前回記事にしましたのでこちらをご覧ください。

【JB64/新型ジムニー】ブレーキパイプ関連リコール情報
2020年11月6日にJB64新型ジムニーに関するリコール情報が掲載されたのでシェア致します。主なリコールの内容はブレーキパイプの車体固定位置の不備だそうです。詳細はスズキHPよりご確認ください。自分の...

私のジムニーもこのリコールの対象になりそうですが、まだディーラーは確認中だそうです。

リコールの内容的に、部品や製造自体に大きな欠陥があったというわけではなさそうです。
工場の作業員の方の組み立てミス的な内容かと思います。
しかし、その組み立てミスが大事故に繋がってしまう可能性もあるのでリコールということになったのでしょう。

こうして毎月の製造台数を追っかけていると工場で作っている方が今はブーストして頑張っていることがわかるのでなんだか責められない気持ちもあります。
ヒューマンエラーは100%避けるのは難しいと思いますし。
しかし、ただの指導不足だったらユーザーとしては困りますね。

どちらにせよ、些細なことでも隠したり揉み消したりせず、しっかりリコールの提示をしてくれることは大変ありがたいことです。
細かいミスを隠してそれが事故を招き、大事になってさらに必死に隠さないといけないという某悪循環に陥らない会社でいて欲しいというのが1オーナーの思いです。

引き続き製造はマシマシで、このリコールによりチェックもより厳格になれば逆に悪いことはないんじゃないかなと思います。
このリコールによる納期の影響はないと思います。

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SNSでの納車報告での納期の体感

さて、去年の1.5〜2倍近い製造を続けているのですから、そろそろ納車報告にも短縮の兆しが見えてきてもいいと思うのですがなかなかそう甘くはいかないようです。

JB64の軽ジムニーは納車待ち期間の幅が広くなったと感じました。
早い人だと8ヶ月というのもちらほら見るようになり納期が短縮してきたかと思いきや、長い人だと1年超えはザラで1年3ヶ月くらいまでは多く見かけました。
ツートンルーフなどはまだまだ1年半の待ちがほとんどでした。

JB74のシエラは納期は短縮傾向にありますが、まだ半年には届いていない様子です。
早い人なら半年もいるのでしょうが、8ヶ月くらいが多く見受けられ、まだまだ地域によっては1年近く待っての納車という方もいました。

まとめると
JB64
8ヶ月〜1年3ヶ月
(ざっくり言うと毎度おなじみの1年前後)
JB74
6ヶ月〜1年
(ざっくり言うと9ヶ月前後)
キャンセル車大当たりなどのラッキーとツートン勢を除けば、大体9割の方はこの範囲でおさまっているはずです。

というわけで、販売台数は勢いを増していますが、現在リアルタイムで納車している方々はさんざん待った後の出来事であって納期短縮の実感がある様子ではないですね。
しかし、この製造マシマシがなければもっと遅れてたと考えるとゾッとします。

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ジムニーを製造している湖西工場でコロナ

誰でもどこでも患う可能性のあるこのご時世、あまりコロナを発症して納期がどうのこうのとは言いたくないのですが、一応スズキ公式で発表があったので紹介しておきます。

当社における新型コロナウイルス感染者の発生について|スズキ
スズキ株式会社のニュースリリースをご覧いただけます

こちらに記載があるようにこの件に関して工場の稼働に影響は無いようです。

たくさん車作って作業も大変だと思いますのでご自愛くださいとしか言えませんが、マスクしないで遊びまくってたのなら車楽しみに待ってる行列のことも考えてね!ってところですね。

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インド工場での製造目処のニュース

こちらはシエラの納期に関わってくるニュースですね。
軽規格のJB64は日本での販売のみなので湖西工場での製造で変わりありませんが、海外輸出用はシエラになりますのでその製造をインドの工場で始まるか?というニュースです。

Maruti Suzuki starts making Jimny SUV in India | Shifting-Gears
A couple of weeks ago, it was reported that Maruti Suzuki plans to make India an exclusive production hub for the Suzuki Jimny. Now, new reports suggest that th...

海外サイト「shifting-gears.com」というサイトでのニュース記事ですが信憑性はどの程度なのでしょうか。

A couple of weeks ago, it was reported that Maruti Suzuki plans to make India an exclusive production hub for the Suzuki Jimny. Now, new reports suggest that the Indo-Japanese brand has already rolled the first unit of the Jimny SUV from its assembly line at the brand’s manufacturing facility in Gurugram. Furthermore, reports in the recent past also suggested that the brand will be heavily localising the Jimny SUV with domestically-sourced components and produce around 4,000 – 5,000 units which are all likely to be exported from India. 

翻訳に放り込むと…

「数週間前、マルチ・スズキはインドをスズキ・ジムニーの独占生産ハブにする計画であると報じられた。現在、新しいレポートによると、日印ブランドはすでにグルガーオンにあるブランドの製造施設の組立ラインからジムニーSUVの最初のユニットをロールバックしています。さらに、最近の報告によると、このブランドは国産のコンポーネントを使用してジムニーSUVを大幅にローカライズし、約4,000〜5,000台を生産します。これらはすべてインドから輸出される可能性があります。」

とのことですが…

このインド工場稼働というニュース、前々から何度も出ていますが、コロナの影響もあるのはそうなのですが、なかなか明確に稼働開始にならないので話半分くらいで聞いておくほうが精神衛生上良さそうです。

ジムニーに関わるニュースは5ドアを含め噂話みたいなものが背ビレや尾ヒレがついてニュースになりがちなので当ブログではあまりそういった飛ばし記事みたいのには関わらないようにしたいと思っています。
確実なソースや、個人の実体験での発信をモットーにしていきたいと思ってます。

というわけで、一応取り上げはしますが、このインド工場に関するニュースは今後、稼働開始という確実な情報が入ったらちゃんと紹介します!

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まとめ:引き続き販売台数は順調に高水準。短縮に至らないのは未だ抱える大量のバックオーダー。今後の納期短縮の鍵を握るのは受注数。

先月に続き、順調に製造・販売台数は増しており長い目で見れば確実に納期は縮まっていくことと予想できます。

しかし、短期で納期予想をする場合は、製造台数が増えたからといって数ヶ月で一気に納期が短縮することはなさそうというのがここ数ヶ月をみていると感じます。

夏からの製造増と比べて最近納車された報告で短縮に至っていないというのは、単純にバックオーダーが多かったからでしょう。
今までずっと1年前後から大幅に納期が動かないのは、動いていないのではなく、本当は2020年後半はこの製造マシがなければ1年半〜2年近くまで伸びてたけど、たくさん作ってなんとか1年前後に抑えられていると考えられます。

今年の間はこの製造マシで1年前後をキープして2021年からやっと納期短縮が実感できるターンに入るのかなと予想します。

しかしながら、短縮のターンになるのかどうかは製造マシが続いて尚且つ受注増がなければの話です。
車を作る台数がまた去年くらいに戻ったり、たくさん作ってもそれ以上に「納期が長いので縮まるまで予約を待っていた人」が押し寄せたら納期はまた一向に縮まらないのです。

と言うわけで、今後も製造台数に注目しつつ、受注の波を読むことにも注力していきたいですね。
受注の波は会社員ならボーナスのタイミングだったり、春などの季節的なタイミングも大きく絡んでくることと思います。
私もディーラーに用があって伺う際に受注の推移は担当さんにちょこちょこ聞いてリサーチしてみようと思います。

この納期情報の記事を書かなくてよくなるような納期に早くなってもらいたいものですね。ファイトスズキ!

最新の12月版と2020年の総まとめを更新しました。
一番新しい情報はこちらから御覧ください。

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