【2020年12月版】新型ジムニーJB64/74納期 最新情報 & 2020年の納期の変遷と流れの総まとめ

納期最新情報

今年も最後の月になりましたが、今月も納期の最新情報を調べていきます。

色々とあった年ですが、ジムニーの納期もだいぶ情勢に左右されたところも多く、その中でもかなり生産は増えてきていてスズキの本気みたいなものも2020年後半は見られたような流れになっています。
2020年の振り返りとともに2021年には納期問題は解決して行くのか、そのあたりを考察していきたいと思います。

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11月の販売台数情報をチェック

毎月恒例の販売台数をチェックしていきます。

2020年下半期から怒涛の販売台数でスズキの本気が垣間見えますが、12月もそれをキープできたのでしょうか。

それでは毎度おなじみ全国軽自動車協会連合会のHPを見てみましょう。

2020年11月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報 – 一般社団法人 全国軽自動車協会連合会
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の公式webサイトです。

9月から続いている4000台越えを11月もクリアし4344台という販売台数となりました。

10月の4406台からほぼ同じペースということですね。
去年は半分以下しか販売していませんでしたので、芳しくない世間の状況と反して工場の稼働は頑張っているんですね。

先月分の記事を見ていただければと思うのですが…

【2020年11月版】新型ジムニーJB64/74納期 最新情報
今月も納期の最新情報を追っかけるとともに今後の納期も考察していきます。近頃の販売台数はものすごく伸びてきていて果たして今月もその波は続いているのか、そしてその生産増によって納期が実際に縮まってきているのかというところが注目されます...

去年の倍近く製造しているのにSNSでの納車報告ではまだ納期が縮まっているという実感ができないと書きました。

3ヶ月以上続く製造増の効果が納期として出始めてもいい頃合いかと思うのですがそのあたりを次に見ていきます。

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SNSでの納車報告での納期の体感

では、これはあくまで私の個人的な調べでしかないのでサンプルも少ないのですが、納車報告をチェックしてきた体感でどれくらいの納期でみなさんが納車されたのかを紹介します。

11月の納車報告を見ていると、月初までは納期が短くなっていっているという実感はありませんでした。
納車報告を見ていても10月の時と変わらず1年切るのも多く見るがそれと同じ位には1年以上も見るといった感じでした。

しかし、11月の後半になってくると段々と1年を切る納車報告の方が多くなっている様子でした。ツートンルーフを除けばほとんどが1年以内といった感じです。

とは言ってもまだまだ、1年を超える人は多くいる様子です。
それでも平均をとるといよいよ1年を切ってきたと感じられるようになりました。
ジムニーの場合、登録後にカスタムに出して納車というパターンも多いので、その分手元に届くのが遅くなりSNSでの報告だと遅めになっていることを考慮すると1年切りと言ってもいいかと思います。

まとめると

JB64
6ヶ月〜1年2ヶ月(ツートン除く)
平均すると11ヶ月前後の体感

JB74
6ヶ月〜11ヶ月
平均すると8ヶ月前後の体感

大体こんな感じかと思います。
もちろん地域やオプションの有無やカスタムなどで納期はその中でも前後するのですがざっくりの体感はこんな感じです。

先月と比べると11月の後半なんかは確実に縮まってきている様子が見て取れました。

このまま納期がどんどん縮まってくれればいいのですが、どうやらそうもいかなさそうな気配です。
またオーダーが増えそうな情報が入ってきたので次にそれを紹介します。

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突入防止の新規程でJB64/JB74の注文が一気に増えるかも

販売台数が増えて納期も徐々に短くなり、これで納期問題も一安心かと思いきや不穏なニュースが流れてきました。

突入防止に関する新規定です。
詳しくは下記の動画を見ていただいた方が分かりやすいです。(説明が面倒)

驚愕!ジムニー事実上リフトアップ禁止!?突入防止に関するルールが変わります!

こちらはシーエルリンクさんのYouTubeチャンネルです。
詳しく説明されているので見ていただければ大体わかるかと思います。

新型ジムニーの突入防止? リフトアップとタイヤサイズの検証

こちらはcameskyさんのYouTubeチャンネルの動画です。
実際に3インチアップされていて225/75R16のオープンカントリーMTを装備しているJB74で実測をしているのでどれくらいのインチアップはOKなのか分かりやすいです。

この突入防止に関する規定を要約すると

2021年の9月1日以降の登録だと3インチアップできなくなる。(できるけど突入防止装置が必要になる)

ということなんです。
それまでに登録された車なら3インチアップくらいは大丈夫ってことで、これから急いで注文する人が増えるんじゃないかというところが納期を考察する上でポイントになってきそうなんです。

というのも最近の納期を見ていると今頼めばギリギリ間に合うかもしれないラインなんですよね。
これからもっと納期が縮んでいけば年明けの注文でも間に合いそうってことでインチアップ前提の人は急いで注文することが予想されます。

中古車でもいいのであれば急いで注文する必要もないですし、3インチアップじゃなきゃダメって人もそんなにいないかもしれないのですが、どうせ注文するならとこのタイミングを選ぶ人も少なくはないと思うのです。

この納期予想記事では前から言っていますが、いくら製造してもそれ以上に注文があれば当たり前ですが納期は伸びていきます。
ですので、製造台数とともに注文数も見て行かなければ納期の動向は読み取れないのですが、その注文数に影響が出てきそうな事案なんですねー。

果たしてこの突入防止の規定がこれからの納期をどう変えていくのでしょうか。

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キャンセルが増えている様子…?

先ほどのSNSでの報告をみているとキャンセル車を引いて納期が半年になったなどという納期時短ポストを多く見ました。

コロナの影響がで初めてもう10ヶ月くらいになるかと思いますが、車のキャンセルなどはこれくらいの時間差を経て表面化して来るのでしょうか。

たまたまなのかこれからもっとキャンセルが増えていく傾向になるのか定かではないですがこちらも気にして見ていきたいと思います。

12月版まとめ:販売台数は高水準をキープ。短縮が実感として少しずつ見え始めてきたが、突入防止の関係で注文増になり短縮の鈍化も。

販売台数は11月も絶好調でした。
やはり多く車を作って販売されれば待っていた人へ届くのですから納期は短くなっていきます。
当たり前で単純な話ですが、納期の話題で製造や販売台数をもとに算出して考察しているメディアは少ないように感じます。

それに加え、[製造台数>注文数]なら納期は短縮、[製造台数<注文数]なら納期は伸びていくという当たり前な部分にも注目しなければなりません。
注文が増えそうな要因が発生したら納期短縮にブレーキがかかるということです。
今月はそれが突入防止装置の案件ですね。
その反対に製造が増えるような海外工場稼働開始などのニュースが入れば納期短縮がさらに進むと考えられますがそういった話題は今月分はありませんでした。

結果として考察すると、確実に納期が短縮している実感も出てきたというところです。長い間ジムニーを待っていた身としてもやっと出てきたという思いです。
体感での納期の数値は上記の通りです。これからさらに短くなってくるのか、それともまた注文の変動があって鈍化するのかそのあたりを今後チェックしていきます。

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2020年のJB64/JB74の納期の流れを振り返る

年末に近づいていますので、約1年納期を追っかけてきた2020年の変遷と総まとめをしていきたいと思います。

今年を振り返ってみると当ブログで2月の記事ですでにインド工場の話題を取り上げています。
このときはまだ世界がこんな事態になるとは想像もできなかったかもしれませんが、順調に行けばもっと早く稼働できていたのかもしれません。
一年近く話題になり続けているインド工場ですが、来年には正式な発表があるのでしょうか。注目です。

販売台数だけを見てみると

2020年 月別販売台数
1月 2559台
2月 2336台
3月 2081台
4月 1231台
5月 2046台
6月 3551台
7月 3740台
8月 3257台
9月 4704台
10月 4406台
11月 4344台
12月

こうやって振り返ってみると流れがよくわかります。
年の初めの方は2000台代で去年よりも少ない販売台数というスタートで納車を待っている人たちは一向に縮まらない納期にソワソワしていました。
4月の落ち込みはコロナウイルスの影響で工場の稼働が止まったりと大きな動きがありました。
ちょうどそれが実際の納期として影響が出たのが6月ごろで、その時期はSNSなどの報告でも1年を切るような報告はめったに見ることはなく当ブログでも13ヶ月から17ヶ月と紹介しました。
おそらく今年の、いや、この新型ジムニーの最長納期の期間がここだったと思われます。

春頃が底となりそこからはスズキのホンキモードが加速していきます。
下半期は3000台以上は当たり前。2020年後半は怒涛の4000台ラッシュが続いています。

その爆裂稼働でやっとJB64は実際に納期が短縮してきたなという実感が持てるところまできた。そこで2020年は終わりです。
JB74に関しては逆にヨーロッパでのCO2規制やコロナウイルスの影響などで輸出が減り、その分が国内に回ることとなり年の中頃から一気に納期が短くなりました。
新型のジムニーが発売されてからずっとシエラの方が納期が遅いとされていましたが、ここへ来て大きな差をつけ逆転した形になります。
シエラは海外での受注に大きく左右されるということですね。

納期短縮し始めたところで年が終わり、2021年からはやっと短くなっていくことと思われます。
しかし、それも何度も言うようですがこの製造台数をキープしたらの話です。そしてそれを上回らない注文の数であったらです。
そのあたりを注目しながら普通の納期になるまでは引き続き2021年もチェックして考察していきたいと思います。

【追記】
2021年1月の最新版をアップしています。
こちらもぜひ御覧ください。

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