2017年から2021年までラグビーワールドカップと東京オリンピックの記念ナンバーが登場し、軽自動車でも白いナンバーがつけられると話題になりました。
通常であれば軽自動車は黄色いナンバーになるので、せっかく好みで選んだボディカラーも黄色が合わないとナンバーが悪目立ちしてしまいます。
このナンバーの話題になると「普通車に憧れなりすましやがって!軽は軽らしく黄色をつけとけー」といった軽自動車軽侮主義者(軽だけに)をよく見かけますが論点がズレていて、普通車と軽自動車を色で識別することに異を唱えているわけではなく、黄色って合わせ辛い色すぎだろwwwと私は思っているのです。
軽自動車のナンバーが黒だったり、グレーだったりしたらオリンピックナンバーの白もそこまで話題になっていなかったのではないかと想像します。
どんなにおしゃれしても黄色いクツをワンポイントで取り入れなきゃいけないのはコーディネートとしてもムズイのである。
ジムニーならアウトドアなどで自然に溶け込むようなジャングルグリーンや街中でもステルスな色合いのミディアムグレーやブラックなどのロービジカラーが人気なのに黄色いナンバーで台無しじゃないですか。
キネッティックイエローやシフォンアイボリーならいいですが、ロービジカラーには罰ゲームもんの黄色ナンバー。
じゃあシエラにしろよなんて声もありますが、ジムニーはナローな車幅を持ってして他の車では入れない山を駆け回れる唯一無二さが魅力だったりしますので譲れないこともあるでしょう。
そんなこんなで白ナンバーの需要が高かったわけですが、それももう終わってしまい、今では白にしようとするとご当地ナンバーがありますが、これは登録している地域にご当地ナンバーがなければつけられません。
そしてご当地ナンバーの中にも「これはないだろ…」というデザインも結構あり、地元愛が凄まじければいいのですがちょっと辛いものもあるのが現実です。
そんな中、ご当地ナンバーがない地域だったり、あるけどデザインが…といった悩める方が誰でも申請できる“全国版”でかつ“悪目立ちしないデザイン”のナンバーが登場したのです。
前置きが長くなってしまいましたが、ラグビー&オリパラナンバー無き今、救世主として現れた「日本を元気に!」ナンバーを紹介していきます!
全国版図柄入りナンバープレートの詳細
【デザイン】
まずデザインに関しては寄付版と寄付なし版で色が変わります。
ラグビー・オリパラのようにデザイン自体が変わるのではなく、ご当地ナンバーと同様の色の有無が変わる仕様です。
そして残念ながら軽であれば黄色枠、事業用であれば緑枠がついてしまいます。この辺りはオリパラなんかの真っ白ではないので不自然さは残りますが、ナンバーフレームなんかで目立たないようにはできるかと思います。
特に寄付なしバージョンなんかは遠目からみたら図柄も目立たないので良さそうです。カーデザイナーもニッコリかと。
【交付期間】
交付期間は
令和4年(2022)4月18日から
令和9年(2027)4月30日まで
となっています。
【申込方法】
WEBまたはお住まいの地域の予約センター窓口から申込みたいです。
詳しくは公式HPからリンクで飛ぶのがいいと思います。
【交付料金】
交付料金は地域によって微妙に差があります。
ざっとみたところ軽だと7,720〜10,010円と2,000円強くらいの感じです。HPに一覧がありますので確認すると良いでしょう。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/zugaranumber_zenkokur4/pdf/kohuryokin.pdf
もし手続きが難しそうだと思ったらディーラーなどでも相談できると思うので足を運んでみてもいいかもしれません。
オリンピックナンバーを逃した方は一度チェックしてみては!?
今回新たに登場した「日本を元気に!」ナンバーですが、ラグビーやオリンピックナンバーでたくさんの申し込みがあり相当儲けたみたいなのでこういった試みは今後も続くと思われます。
住所変更や買い替えなど終了後にナンバーが変わってしまっても待っていればまた同じような特別ナンバーは出てくると予想しています。
こちらのホームページに詳細がありますので今一度興味がある方は一度飛んでみましょう。
寄付金はバリアフリーや先進技術の推進、観光地の環境整備やカーボンニュートラルの推進などに活用されるとのことなので軽自動車軽侮主義者の方々も恩恵を授かれると思って優しい気持ちで見守ってはいかがでしょう。
ちょっとした嫌がらせのようにも感じる黄色いナンバー。(バイクでも51〜125ccの黄色とピンク)
これらの呪縛から解き放たれ、大好きなマイカーに目立たないナンバーはいかがでしょうか!?
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