JB64新型ジムニーにROTOPAX(ロトパックス)装着!スペアタイヤの上からブラケットに取り付けられるORSタニグチさんのベースキットを使用!

カスタム

知っている人は知っているROTOPAXですが、今回取り付けしたので取り付け方法やレビューなんかをしてみたいと思います。

新型ジムニーが登場してまだ購入の手続きすらしていない時からスペアタイヤのカバーがなんだか好みではないなーと思っていました。
のっぺりしたデザインで、他のマットな樹脂パーツとは違ってテカテカしてプラスチッキー。

このスペアタイヤのカバーを外してどうするかを考えていたんですが、カバーを外すだけだと裏面が丸出しでなんかカッコよくない。
表向きもいいんですが、ブラケットを変えると厳密に言えば違法改造。

ARBからはこんな感じのバッグもあってこれも候補になったのですが…

つけっぱなしにしておくとめちゃめちゃ汚くなりそう。そして色落ちとかしてみそぼらしくなりそう。

汚れたり色褪せたりしたら使い捨てと割り切ってこういう安いやつでも良いかなと思ったんですが、雨で濡れてカビが生えたりヌルヌルし出したら中に物を入れることも躊躇いそう。(まめに掃除くらいしろ)
上の商品は カビ耐性とUV耐性 ありと商品ページに書いてありますが。

というわけで、色々考えた挙句にロトパックス導入に至ったので今回はそれを紹介していきます。

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ROTOPAX(ロトパックス)とはなんぞや?

知っている方も多いと思うのですが、せっかく見に来てくれてるのにわからないまま置いてけぼりになる人いたらかわいそうなのでロトパックスについて説明しておきます。

ロトパックスはコンテナ型のケースで、アメリカの携行コンテナを作っているメーカーの商品です。

今回僕が購入したのはこちら

黒いストレージコンテナと呼ばれるものです。
こちらはボックスを開くと物が入れられます。容量は2ガロン(7.57L)です。
ストレージコンテナにはオレンジバージョンもあるので好みで色も選べます。

ストレージコンテナ以外にも水を入れておけるホワイトコンテナもあります。

1ガロン(3.785L)、1.75ガロン(6.624L)、2ガロン(7.57L)と容量も選べて必要なサイズを背負えます。

なおレッドとイエローといったアメリカではガソリンを携行するためのコンテナもあります。

こちらは日本では消防法によってガソリンを入れて運ぶことはできませんが、カラー違いとして水用として使えます。
海外ではガソリンスタンドがない道なき道を四駆で走りぬく際の必須アイテムとして開発されていますが、よほどのことがない限り日本ではガソリンを入れなくても平気な気がします。
ですが、キャンプなどで灯油ストーブを使いたい時には便利かもしれません。灯油ならポリタンクが使えるので大丈夫そうですが、車にくっつけるのはダメだったり何かしら制限あるかもしれませんので、そういった用途は調べてからの方が良さそうです。

といった具合で、ロトパックスは水や荷物を入れられるケースですね。

今回はストレージボックスにしましたが、夏にはサーフィンも行きたいのでその時は白の水用コンテナを買い増しして上がったあとのシャワー用に使うことも視野に入れています。(しかし背面に2ガロンの水を入れてグッドリッチ背負ってブラケットのネジは大丈夫なのかという不安あり)

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購入したのはこれらのアイテム

というわけでおおよそロトパックスの概要はわかったと思うのですが、僕も調べて買うまでよくわからなかったのが取り付けのブラケット関連です。

コンテナをつけるには「ブラケット」「パックマウント」「コンテナ」の三つの商品を買わなければいけません。
①ブラケットは車とパックマウントをくっつけるもの
②パックマウントはコンテナをくっつけるもの
③コンテナはコンテナ

このロトパックスという商品はコンテナとコンテナをつけるマウントは公式で売ってるんでそれを買うことになるんですが、問題はJB64につけるためのブラケットなんですね。

ロトパックスで販売されているブラケットはアメ車四駆代表ジープ用やバギー用など、あとは汎用で穴あけてネジ打ってねっていうアイテムのみ。

というわけで、オフィシャルのブラケットでは穴あけするしかない、それは嫌だ。
しかし現在ではジムニーカスタムショップ様がブラケットを作ってくださっています。感謝感謝。

アピオさんからはスペアタイヤ無し前提のリアゲートに直接つけるタイプのがあります。

そして、スペアタイヤ有りでも取り付けられるブラケットもあります。

しかし、こちらはJB74の純正ブラケット専用品なので注意です。
JB64とはブラケットの作りが違うので軽のジムニーだとこれではだめなんです。

ネオプロトさんからもブラケット出ています。
こちらもスペアタイヤ無し前提の商品ですね。

こちらのアイテムはアイディア次第でスコップなど色々なものが取り付けできそうなのもいいですね。
しかし、スペアタイヤ有りでつけられるのはこれではない。

というわけで僕が買ったのはオフロードサービスタニグチさんより販売されているマウントにしました。

こちらで売られているのはJB64・74・23・43の背面タイヤに取り付けられる万能なベースマウントです。

タニグチさんが作っているものと思っていたんですが、ネットショッピングでは同じものがネオプロトさんで販売しています。どこが作っていてどこが代理店なのか謎です。カスタムパーツあるある。

買ったのは

①スペアタイヤ用RotopaX取付ベースキット

②Rotopax LOXパックマウント

③ストレージコンテナ

この3つを購入。セットで売っていたりはしないので、自分の目的に合う物を調べないといけないのがちょっと大変でした。

コンテナは上で紹介しましたが、パックマウントも色々あって概要を理解するのに苦労しました。

こちらは鍵なしのマウント。使う時だけしかコンテナをつけないならこれでもいいと思います。

他にもコンテナを二つつけられるエクステンションなどもあります。

などなど、目的に合わせてカスタマイズできるのです。

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取り付けに必要な工具

取り付けにはこれらの道具を使用しました。

ラチェットレンチorモンキーレンチorメガネレンチ等

ベースキットのスライドアタッチメントを取り付ける際にボルトとナットを両方抑えるために必要です。

トルクレンチ

ベースキットの説明書にスライドアタッチメントのボルトの適正トルクが記載されていたのでトルクレンチで締めました。
ラチェットなどでナットを抑えながらトルクレンチで締めていくって作業が要ります。
タイヤを外す際に必要で買ったものですが、たまに使う機会があるのでトルクレンチも一つ持っているのが正解ですね。

ホイールナットやベースキット、マウントとそれぞれボルトのサイズが違うのでソケットをいくつか取り替えて作業しました。

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取り付け作業は簡単!

事前にベースキットの半分とパックマウントをくっつけておきました。(やらなくても良い)

まずは背面タイヤのカバーを外します。真ん中のナットを外すだけ。

外すとカバーをつけるためのブラケットが出てきますのでこれも外します。

外すとこんな感じになります。

ベースキットの車体側につける方を取り付け。ホイールナットは元からついてたのを流用。

車体側が取り付けできたら、ベースキットのもう半分と合体。

写真はベースキットの半分とパックマウントがすでに繋がっていて初見だとこの説明わかりづらいかも、すいません。

車体側ベースキットとマウント側ベースキットをボルトでくっつけます。ここでトルクレンチ使用。

ここでナット側もラチェットで抑えてトルクレンチで締めました。(やりながら写真撮れないので割愛)

作業としてはこれで終わりです。

あとはここにコンテナを取り付ければ完成!

じゃじゃーん!かっこいい!

こいつは要らなくなりました。どうしよう、邪魔だな〜

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ROTOPAX装着!ビフォーアフター!

それではもう写真出しちゃいましたが、一応ビフォー・アフターをやっておきましょう。

ではビフォーから

こののっぺらぼうみたいなスペアタイヤカバーが…

無骨なコンテナになりワイルドさアップ!
このデザインが好みで今はドレスアップ的につけていますが、この商品はストレージなのでここに入れておくのに丁度いい物があったらぶち込んでいきたいと思います。

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懸念点

と今は見た目で満足しているのですが、物を入れるとなるとこのストレージコンテナは注意しないといけないところがあります。

このコンテナ上部に留め具が2つありそれだけで蓋をしています。
開閉枠に防水パッキンなどはないので雨などの水が侵入するそうなのです。

公式でも中に入れる物は濡れてもいいもの、濡れてはいけないものは防水バッグに入れてからしまってくださいとありますので、そのあたり考慮して入れたりジップロックしないとといった感じです。

このストレージコンテナを使っている方は水が溜まっても勝手に抜けていくようにコンテナの底に穴を開けたり手を加えていたりもするので、これから使ってみてあまりに水が溜まるのなら加工もしてみようと思います。

まだ物は入れてないけどすでに大満足

とりあえずつけただけですが、もう十分満足してます。
ツルンとしたバックビューがゴツゴツっとしたのでかっこよくなりました。

コンテナが紫外線などで白っぽくなったり汚れたりしたらチッピング塗装なんかしてもまた味が出るんじゃないかな―とも考えてます。

ちょっとした物や水を入れるコンテナにしてはセットで買うと高いですが、見た目と実用性を両立できているアイテムなのでおすすめです!

コメント

  1. farwater より:

    snyさん、こんにちは(^^)
    ロトパックス超絶カッコいいですね!
    純正タイヤカバーは高いし、あまり気にいるのがなかったのでどうしたものかと思案してましたが、この発想はありませんでした。うーん、カッコいい!
    パーツをあれこれ妄想するのは本当に楽しいですね。この分なら納車まであっという間な気がします。(と、自分に言い聞かせております笑。)

    • sny より:

      コメントありがとうございます!
      ロトパックス、コスパや機能面はイマイチなんですが見た目は100点だったのでつけちゃいました!
      カスタムは自己満なので賛否あっていいと思っていますが同じようにかっこいいと言ってもらえてすごく嬉しいです!
      納車までまだまだ新製品なども出ると思うので焦りすぎず直前まで吟味するのがいいですよ!