JB64W新型ジムニーにセパレートスピーカーcarrozzeria/TS-C1630Sをつけたのでレビュー!

カスタム

実は取り付けたのは夏頃だったのですが、バタバタと夕暮れに追われながら慌てて取り付け作業をしたもので、取り付けの作業工程などを写真におさめるのを忘れたため、作業のコツなどを紹介できないからお蔵入りにしようとも思っていたのです。

ですが先日、こちらの記事でも紹介しましたが

【Pioneer/carrozzeria】JB64ジムニー/JB74ジムニーシエラ用トゥイーター取り付けキット[UD-K301] が出たぞ!
これまで当ブログではカーオーディオについてもいくつか取り上げてきましたが、特にカロッツェリアの商品は多く紹介していました。というのも、やはり国産メーカーということもあり、国内自動車メーカーに合わせたラインナップやオプション...

パイオニアのカロッツェリアよりツイーター取り付けキットがリリースされ「やっぱりパイオニアいいね!」という需要もあるのかと思い今更ですがTS-C1630Sのレビューをしてみます。

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TS-C1630Cを選んだ理由

まずはこれを私がチョイスした理由から説明します!

当ブログをすみずみチェックしている64沼にハマってる同志はもうご存知かと思いますが、なんと言っても取り付けが簡単にできるというのが最大の理由ですね。

早くももう約2年が経ちそうですが、このブログでも紹介しましたこのバッフルの存在が大きいです。

JB64/74新型ジムニー/シエラ用 Pioneer 16cmインナーバッフルがついに出たよ!
ジムニーの純正スピーカーって13cmなんですよね。なのでよりレンジの広い再生をするために大きなスピーカーや、ハイとミッドローレンジを分けて再生するセパレートタイプのスピーカーに交換するのも定番カスタムです。そんなスピーカー交換に必...

これはジムニー純正の13cm(10cm?)のスピーカーから16cmのスピーカーが取り付けできるようになるバッフルです。
売れ筋の車なんかは乗っている人も多いので専用のバッフルが発売されるのもわかるのですが、未だ納車待ちが続く生産も少ないジムニー用にオフィシャルでバッフルが出るのですからもうパイオニアに骨を埋めようと思ったのです。

ではカロッツェリアの16cmスピーカーにき〜めた、と言っても16cmスピーカーを採用している商品は4つもあります。

まず私が今回取り付けたコレ

これはいわゆるCシリーズと言われるモデルで、その中のウーファーとツイーターが別れているセパレートタイプのものです。

もう一つCシリーズでこんなのもあります。

こちらは同じCの名がつく商品なんですが、こっちはツイーターが別れていません。別れてないのですが、ツイーターはスピーカーの真ん中にしっかりついてます。
こういったタイプをコアキシャル・同軸と言うんですが、この2種類があるんですね。

他にもCシリーズで17cmのスピーカーのものもあるのですが、さっきのバッフルは16cm用でポン付けできませんので候補からは外しました。

そしてCシリーズよりも安価なエントリー機もあります。
それがFシリーズと呼ばれるもので、こちらも同じくセパレートタイプとコアキシャルタイプがあるのです。

見た目なんかはほとんど同じです。ツイーターのデザインが違うかなくらい。

こちらがコアキシャルタイプでこちらもほぼデザインはCシリーズと大差ありません。

違いは音と値段です。

メーカーとしてもジムニー乗りの方はバッフルとこの4種類の中から選んでね、といった感じです。バッフルとセット販売もありますので便利。

前にも書きましたが、高い音というのは直進性が強く、一直線に耳に届く方が減衰されずに音が良く聞こえます。
ですので、セパレートタイプのものを選びました。
では次はCとFのどちらのグレードにしようかというところですが、Fシリーズが¥12,000前後、Cシリーズが¥25,000前後。
倍というと高く感じますが、個人的にどっこいどっこいなので高い方にしました。

スピーカーに出すお金って価値観の違いがあると思いますが、私はやっぱりあっちにしておけば…というのが嫌だったので。
それにCシリーズより上のモデルはもう16cmではなくなるので、このバッフルを前提で考えると最上位機になるので後悔も無いということになります。
そんな諸々を加味するとこの値段差は許容できたって感じです。

というわけでTS-C1630Sを選んだのでした。

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DIYでの取り付けは簡単だけど面倒

簡単なのに面倒というワガママ炸裂です。実はスピーカーは取り付けるよりもさらに前に買っていたのですが、作業が面倒すぎて放置していました。

だって2回同じ作業しなきゃいけないじゃないですか…
一人でやったら片側やったあと「もう一回同じ作業するのか、、、」となりそうなので、友達を捕まえて手伝ってもらってやっと取り掛かれたのです。(友人にはご飯奢りました)

冒頭でも書きましたが、作業工程を写真に撮り忘れたため詳しくは解説しませんのであしからず。
詳しく作業を解説されている方がいますので、ぜひそちらを!

私が用意したのはこちらのアイテムたち。

・TS-C1630S本体
家の片隅でずっとスタンバイされていてホコリをかぶって可哀想
・UD-K124
お隣がジムニー用16cmスピーカーバッフル

・ツイーター取り付けピラー
1番左のがカロッツェリアのツイーター用のピラーなんですが、これが最近公式で発売されたのではなく、まだ発売前だったので個人制作されたものをヤフオクで購入
・その他オーディオテクニカのチューニングキットたち
スピーカー交換と同時にやろうとデットニングキットを買ったは良いものの時間が足りなく未施工。未だ面倒で手付かず。もうすぐやります。

と、こんな感じのアイテムを集めて作業開始しました。

もはや作業時間を忘れかけていますが、確か3時間くらいかかったと思います。
実際に取り付けている時間は1時間ほどだったと思いますが、説明書を読んで理解したり、パッケージ開けたり、使わないパーツ選別したりという時間で地味にかかります。

作業のポイントとしては、取り付け前にしっかり説明書を熟読しておき、使うパーツと使わないパーツをわけて開封を済ませておくのが大事です。

空の袋や説明書が風で飛んで行き、それを追っかける時間とかマジ無駄です。(体験談)

交換自体は説明書を読んでやれば難しいことはないので、電気のこととかスピーカーのこととかなんもわからなくても全然OK!

ですので、DIYで簡単にできます。
本当にカスタムとか全くわからない!って人は周りにいるカスタム自慢やオーディオオタクなどの蘊蓄を話すような人をうまく担ぎ上げて一緒にやってもらうと良いでしょう。そして無事にできたらご飯を奢りましょう。

最後に内張のピンは無くさないように!

写真もないので言えることはこれくらいです。

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カスタム後の感想。メリット・デメリット。

カスタム後の感想ですが、取り付けてすぐの帰り道は感動です。
当たり前なのですが、やはりセパレートされツイーターが目の前にあるので高音域が目の前から出力されるので籠った音にならないんです。
まずそれに感動します。

しかし、今は取り付けてから4ヶ月経ちますが、この音が当たり前になるとちょっと物足りなくなるのも事実です。
カー用品店の試聴でしか上位機は聴いたことはないですが、それと比べるとやはり音質は少し細いといった印象です。
カーナビ側のEQで調整をしてより良くすることはできるのですが、低音の量感やタイトさ、高音の透明感や、ミッドの精細感などはやはり少し足りない感じは否めません。

ですが、そのあたりは値段と比例してくるところなので文句はないですね。
これ以上を求めるならそれなりの価格帯のものを買うしかないです。
それに1番大事な公式バッフルを使ってDIYというところからどんどんかけ離れます。

おまけのデメリットとして、ネットワークユニットの配置に悩むということを挙げておきます。

ネットワークとはツイーターとウーファーユニットの周波数帯を分けたりするユニットのことなのですが、これが結構大きく、ジムニーだとドア内で良い塩梅に収まる場所がないんですよね。
もう少しケーブルが長ければ内張りのドアグリップの裏などにしまえるのですが。今はドア内の梁みたいなところにタイラップで縛っているのですが、ドア内は少なからず雨も入るので耐久性にも影響しそうです。
もしかしたら現在はバージョンアップされたTS-C1630SⅡというのになっているのでそのあたりが改善されているのかもしれません。もしNEWバージョンを取り付けされた方がいたら教えて欲しいです。

結論として、TS-C1630Sはお手軽DIYカスタムでは最高峰という位置付けで良いのではないでしょうか!
際限なく青天井でこだわりカスタムができるなら、カーオーディオ専門店で最上位機とワンオフピラーでカスタムがゴールです!いつかは…!!

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残るはデッドニング…

またこれも課題を残して手付かずですがあとはデッドニングをやらなければなのです。戒め。

スピーカーの取り付け後に走っていると恐らくケーブルが当たっているカタカタ音と低音でのビビリが気になるようになりました。

ケーブルのカタカタは完全に施工不良で自業自得なのでデッドニングの際に綺麗にまとめたいと思っています。
ビビリもデッドニングで解決できるでしょう。

言い訳すると、スピーカー取り付けをする時期はドアワイヤーハーネスのリコールが決まっていたので、デッドニングできなかったんですよ。

先ほどの写真にあったようにパーツはいくつか準備済みです。

オーディオテクニカのAT-AQ410というダンピングアブソーバー。

これは主にドアの内部に貼って制振と吸音に使おうと思っています。

そしてこれも買いました。AT-AQ473

こちらは吸音目的でスピーカー裏や隙間を埋めるスポンジ。

そしてこれは注意喚起の共有です。
AT-AQ475はジムニーにはつきませんでした。

せっかくカスタムしたスピーカーがドア内部に入った雨で濡れてしまうのは嫌だと思って用意したのですが、ジムニーはスピーカー背面のスペースが全然足りなくこの傘の部分が入りませんでした。カットしたりすればできないことはないと思いますが、そこまでするようなスペースもないのです。

とりあえずこれらは用意したのですが、ちょっと制振に関しては量が物足りないのでレジェットレックスなども追加しようかなーとは考えています。

デッドニングの作法はいろんな流派があるので多くは論じませんが、実体験として、音楽をかけた状態でジムニーから降りた時に「こんなに音漏れしてるのか!」と衝撃を受けたのです。
叩いてみればわかりますが、鉄板一枚なのでそりゃそうだって感じなので、音質向上というより個人的には音漏れ低減という目的でデッドニングしたいと思っています。
デッドニングもできたら改めて記事にしたいと思っております。

というわけで、参考になる取り付け施工の解説とかないくせに長々と書き連ねましたがレビューしてみました。

ノーマルよりは格段に良くなって、けど最強音質!ってわけではない。けどけど、ジムニー専用バッフルやツイーター取付キットも出してくれているので誰でもDIYカスタム可能で作業工賃¥0だよ、っていうのがまとめです。

オーディオカスタムに迷いしジムニーオーナーの参考になったら幸いです!

コメント

  1. あぶさん より:

    大変参考になりました。
    後10日でジムニーが納車となりスピーカーに悩んでいました。
    C1630S2とF1630S2でどちらにするか…。
    思い切ってCクラスでサブウーファーをセットで組むことにします。
    デットニングはもう少し気温が下がってから考えることにして。
    ジムニーはホント弄りがいがあっていいですね。

    • sny より:

      コメントありがとうございます!
      ご覧いただき嬉しいです。あと10日とは最高にワクワクする時期ですね!
      CシリーズとFシリーズであればやはりCシリーズをおすすめしますね!値段差もたいしたことないので!
      デッドニングもこの時期は作業中にぶっ倒れちゃいそうなので秋が最適ですね。
      他にもいろいろカスタムはきりなくできるのでこれからのんびり楽しんでいきましょう!