最近はコタツ記事的なことばかりでしたが、やっとこさ愛車のカスタム記事を紹介できます!
グリル、前後バンパー、このブログでいう三種の神器のラストのパーツであるフロントバンパーのカスタムが完了しましたのでレビューしていきたいと思います。
まだこれまでの大物カスタムの記事をご覧になられていない方はこちらもどうぞ!自分のジムニーカスタムのイメージも膨らむかも…!
やはり、車の見た目を印象付けるカスタムはこの3点の要素が大きいと思います。
その3点をカスタムした記事なんですが、なぜこれにしたのか、という理由が明確にあるのでその辺りも読んでもらえると面白いかもしれません。
「なんとなくかっこいいから」でもカスタムは十分楽しいのですが、やっぱり後悔はしたくないじゃないですか。
そんなところも踏まえたレビューなどもしていきますので、これからバンパーを交換したいなと考えている方や、この「オールドスクールフロントバンパー」をつけてみたいけどどんな雰囲気になるんだろうと迷っている方にも参考になるように書いていきたいと思います!
こんな見た目になりました!ポイントは追加したガーニッシュ!
まあ、まずはどうなったのかみてもらいましょう!こちらです!
どうでしょう。四駆らしさが増したと思いませんか!?
そしてリフトアップのカスタムはしていないのですが、車高が上がったようなワイルド感が出たような気がしませんかね。
ノーマルの分厚いバンパーから薄いバンパーになったことにより、タイヤのトレッド面がより大きく見えることでGoodrichのワイルドなパターンも目立ってカッコよくなりました!
そして写真をもう一度見てもらいたいのですが、大事なポイントが一つあって、ガーニッシュを追加してカスタムをしたのがわかりますでしょうか。
この青い点線の部分、本来ならボディの下地のビス穴などが密集している下地」のような部分が丸見えになってしまうんですよね。
こんな感じで白いボディだとめちゃめちゃ目立ってしまって追い込めてないカスタムになっちゃうんですよ。
そこで「K-PRODUCTS/フロントコーナーガード」を装着してこの骨組みの部分を見えないようなカスタムをお願いしました。
これがこのオールドスクールバンパーをカスタムをする上で重要なポイントになると思います。
この商品自体には、スキッドプレートやフォグの有無などのパーツは付属しますがガーニッシュについてはありません。ここがちょっとつめの甘いウィークポイントになっていますので、このカスタムを考えている方はガーニッシュは別に用意することを検討するのがいいと思います。
続いてはかかった費用を紹介したいと思います。
カスタムにかかった費用は?
私もそうでしたが、車のカスタムなんてしたことない方が大半だと思います。そして、カスタムはしたくともどれくらいの費用がかかるなんて想像もできないものだと思います。
ですので、費用まで公開して相場ってこんな感じなのかーと知ってもらって「じゃあ自分もやってみようかな」とカスタムへの一歩となってくれたらいいなーと思っております。
これまでリアバンパーやグリルはそれぞれ、APIOとDAMDという関東圏のショップのアイテムでしたので足を運んで取り付けてもらうことができました。
しかし今回のオートルビーズは鳥取県の会社です。じゃあ走って行くかーとはなりませんでした。
じゃあどこかで取り付けてもらわなきゃいけないということで自走できる範囲でジムニーのカスタムをやっているところを探したら一つのショップが見つかりましたのでそこにお願いすることにしました。
名前は出しませんが、そのショップはジムニーカスタムショップとしては誰でも知っているというほどではないものの、詳しい人なら知っている安心して任せられる老舗ショップです。
そのお店にメールをして見積もりを出してもらい、パーツが揃ったら車を預けてカスタムしてもらい、カスタムが完了したら受け取りに行くという流れでした。
ではカスタムにかかった費用を公開したいと思います。
バンパー(フォグブラケット/スキッドプレート込み) 62,550円
コーナーガーニッシュ 12,600円
工賃 24,000円
合計税込 109,065円
なかなかの値段ですね。
DIYで取り付けができたら24,000円の工賃を浮かせられることになります。
この工賃の価格が高いのか安いのかどこも大差がないのかそのあたりはよくわかりません。
このブログをご覧になられた方は一つの指標にしてみるのもいいのではないでしょうか。
なぜこのアイテムを選んだのか
個人的なこだわりポイントを紹介していきます。
興味がない方は読み飛ばしてもいいかと思いますが、どんなバンパーにカスタムしようか悩んでいる方には選び方の参考にもなるかなと思います。
ではなんでこれを選んだかその1です。
過去の四駆を参考にあの時代のデザインを目指した
一つ目は商品名の通りオールドスクールな四駆のバンパーを目指したからです。
カスタムメーカーから過去の名車を参考にデザインされたグリルはたくさん出ています。しかし、なぜかシンプルな一文字バンパーって全然出ていないんですよね。
これまでの名車を見ても、SJ10だったり…
もちろんディフェンダーだったり…
ゲレンデだったり…
ランクルだってそうです…
ラングラーだって…
もういいですかね??
こうして過去の四駆の名車たちはみんな決まって横一文字のバンパーをつけてたんですよね。今手に入れられない旧車に憧れるのであればやはりこれをつけたいってことなんですよ!
機能美というかワイルドさ全開で1番かっこいいと思って取り付けたわけです。
横一文字バンパーは二択だった
二択というのは横一文字の形状のシンプルなバンパーの商品は2つあったという意味です。
これはちょっと個人的な愚痴なのでぜひ読み飛ばしてください。
フロントバンパーが三種の神器の中で1番最後になった理由もここにあります。
私は、バンパーはCLリンクのバンパーを購入するとかれこれ納車してすぐくらいから決めていました。4年前くらいですね。
そのバンパーは開発段階で写真が公開されすごくカッコよく、当時まだどこのメーカーも一文字バンパーは発売しておらず一択だったのです。
SNSで開発中ということが発信され続報を毎日のように楽しみに待っていました。発売が開始されたら絶対に初回ロットで注文してやる気満々だったのです。
しかし、何日経っても数ヶ月経っても続報のない日々が続きます。
でも一度惚れ込んだバンパーです。ジムニーを買うのに1年以上待ったのですから待つのなんて慣れっこです。1年も待てば発売されるだろう、そう思っていました。
しかしあっという間に1年が過ぎます。進捗もありません。
ところがある日このバンパーの進捗ブログが立ち上がるのです!
いよいよ発売が近いのか!そうわくわくしながらそのブログを見ると、進捗状況や、どうして開発が遅れているのかなどがしっかり記載されていて、かなり待っていましたが、発売に時間がかかっている理由がわかることで安心して待つことができました。
その進捗ブログを毎日毎日アクセスして更新がないか確かめる日々でした。
ですがパッタリとそのブログは更新が止まります。
その理由は全く明らかにされず、SNSでもそのカスタムバンパーについて触れることもなくなるのです。
これがもう2,3年待っている頃です。
流石に痺れを切らして私はショップにメールをしてみました。
発売はいつ頃になるのか、分からなくても進捗を聞きたかったのです。
そうすると返事をいただくことができ「量産発注段階」という答えをもらえたのです。
もうハッピーですよ。いよいよ待ちに待ったバンパーがつけられると心を踊らせていました。
それが2022年の秋です。
いよいよかとカスタム費用はしっかり用意して準備は万端。2023年の春には発売とSNSでも告知していました。
しかし、春になっても一向に発売されません。
私は待ちます。
またバンパー発売のアナウンスは途絶え、ですがすぐに反応できるように発売情報をチェックするもメーカーからはすでに存在するジムニーカスタムアイテムにロゴを入れたOEM商品の宣伝ばかり…
これまで何年と待って進捗でもメールでも発売時期の虚偽があり、また出る出ると煽りながら音沙汰がなくなる、そのやり口にちょっとCLリンクが信用できなくなり、もうこのバンパーを購入することをここで諦めました。
2023年冬になっても商品は出ず、開発の情報の進捗はないので、これ以上振り回されたくないと思い、私はオートルビーズのバンパーを取り付けることに決めました。
2023年12月にメールで取り付けするショップとやり取りをはじめ取り付けが2024年1月末となりました。
そしていよいよオートルビーズのバンパーが取り付けするショップに届き、さあ預けてカスタムだ、そのタイミングでCLリンクのバンパーの発売が発表されました。
こんなタイミングあります?1ヶ月前なら迷わず買っていたし、一週間前でもキャンセルできたかもしれません。
しかし、もう身動き取れない状況になった瞬間の発売開始。進捗が一つでもあればこうはなっていません。
発売に際して長々と遅くなったことの事情説明がありましたがもう遅いんですってば。
今回のこのバンパー(メーカー)と私は完全にソリが合わない運命だったんだと思っているので今は清々しいです。
そんな理由があり、1番最初にカスタムしたいと思っていたフロントバンパーがこんな遅くなってしまった、そしてオールドスクールバンパーが選ばれたそんな理由二つ目ですた。
グリルと前後バンパーをあえて違うメーカーにした
そして三つ目の理由はメーカーを揃えないようにあえてしたのです。
グリルはDAMD、リアバンパーはAPIOです。どちらのメーカーも他のパーツがありコンプリートで揃えることが可能です。
そのほうが一体感があって似合うことは確実です。アパレルショップでセットアップをマネキン買いするみたいなものですね。確実に失敗しません。
しかし、私は捻くれていて天邪鬼なので、それはしませんでした。
コンプリートは人とかぶる可能性がわずかながら発生すること、アレとコレを合わせる、というチャレンジの面白さをとったという感じです。
ですが、この違うメーカーで組み合わせるのはもちろんコンプリートにない難しさがあります。
フィッティングの面では相性が悪いところが多少あります。
今回でいうとLittleDグリルはセンターの四角いところがノーマルよりも飛び出ています。
本来オールドスクールバンパーはノーマルグリルであれば少しグリルより前に飛び出すデザインのはずです。が、前述の通りグリルも少し出ているのでグリルとツライチになってしまいました。
ラングラーや昔のランクルのように四駆はバンパーの方が前に出てシャクレている方がかっこいいと思うんです。
それがツライチになってしまってエキゾチックショートヘア的なちょっと間抜けな感じになってしまったような気がします。
このあたりがコンプリートでないところの難しさだなと感じています。
おそらく数センチとかでもステーを噛ませば理想的なスタイルになると思うのでその辺り車検なども加味した上でできそうかどうか今後のカスタムの楽しみにしていきたいと思います。
まとめ
というわけで愚痴パートもあったんですが、すごくやるせない4年間だったので…。
3種の神器をカスタムできて大きなカスタム熱は一旦落ち着いたのですが細かいフィッティングにまた課題が見えてきたのでカスタムは奥が深いなーと感じています。
この細かい調整までする人はなかなかいなさそうなのでその辺りまで突き詰めてみたいなと思っています。
色々ありましたが最終的には満足の仕上がりになっています。ジムニーなんだけどどっかのコンプリートじゃないし、でも旧車っぽいヘリテージな四駆のかっこよさ、そんなところをこれからも目指していきたいと思います。
バンパーどんなのにしよかなーという方はこの記事で私が選んだ理由などを参考にしてもらうもよし、これまでにバンパー全部紹介するよって記事も書いていますのでこちらも参考にして自分にハマるカスタムを突き詰めていって更なるジムニー沼にハマってほしいなと思います!!