先月はもはや納期に関する情報がないのでゴシップニュースの真偽だけで無理やり考察などしました。今月はその噂話が本当だったのか嘘だったのか答え合わせもしてみましょう。
なんの話?って方は先月版からドウゾ。
今月ももれなく大きなニュースはなかったものの、毎回言っていますが昨今入ってくる納期に関連するニュースは悪いニュースしかないので大きな動きがないというのは実はポジティブな要素なんですね。
なので納車待ちの方々はガッツポーズで良いと思います。
それでは今月も少ないトピックの中で頑張って考察していきますので最後までぜひご覧ください!
2022年9月の販売台数情報をチェック
先先々月、先々月、先月と3,000台代をウロウロしている状況です。
多い時は4,000〜5,000台/月も販売は可能なのにそれをしないのはCAFE規制の都合で大量販売ができないからと考察しました。
他の車種の販売台数と比較し計算してジムニーの売れる台数は決まっているんじゃないかと考えています。なので納期云々は関係なくジムニーが販売できる規制の範囲内で販売しているから毎月同じような数字が並んでいるのでしょう。
そんな予想を経て今月はどうなったのかみてみましょう。
2022年9月の販売台数は3,978台でした。
やはり3,000台代ですね、ですがあとちょっとで4,000台という頑張った雰囲気もあります。
これがCAFE規制考慮の中での頑張った数字なのか、先月や先々月と変わらないただの誤差、上ブレなだけかその辺りは分かりません。
ただ個人的な考察をするなら2022年も半分も過ぎ、目標売上台数の目処がついてくる時期かと思いますのでその調整が入ってくる期間に入ったのかな?という印象です。
詳しくいうと、年間目標の台数(ジムニーの場合は目標というより販売可能台数)から今年の既に販売済の台数を引いた分を残りの月で割ったら少し余裕があったので9月は少し多めに作った。こんなところじゃないかなと考えてます。
これから年末にかけて余裕があれば増やすし、販売しすぎてたら絞るという調整ベースでの増減になるのではないかなと思います。
10月から受注停止の噂の結果は?
先月に紹介したMOVYというサイトに掲載された「10月に受注停止になるかも」という記事の答え合わせです。
もう皆さんもご存知の通り10月も普通にジムニーは販売されていますのでガセだったというオチでした。
上記のサイトでは「営業担当者の私見」「決定しているわけではない」「社内で囁かれている」「〜ではないか」と記事内ではあくまで“ある営業担当者”から聞いた取材という立て付けになっているのでガセネタだ〜と騒ぐのも変なのかもしれませんが、タイトルで《スクープ》と煽っているところで多少のアクセス稼ぎの下心も見え隠れするので飛ばしと言ってもいいのではないでしょうか。
早々カスタムショップがガセだと断定していましたが、これから注文しようとしてた方は焦ったのではないでしょうか。
本当はもう少し待ってから注文したかったのに急いで契約してしまった方も中にはいるかもしれません。今後もこういった記事は出てくるかもしれないので冷静に情報を判断するのがいいかもしれませんね。
しかし、当ブログの読者さんが投稿してくれた情報によると、そういったオーダーに関することもディーラーは直前にならないとメーカーから連絡はないということもあるそうです。
漏洩を避けるために情報が出回らずいきなり月を跨いだら受注停止というのもないこともないかもしれません。
なので注文はお早めにということも言えますね。
円安に乗じてシエラは輸出に回されている…?
気づいている人は気づいていたかもしれませんが、この納期情報記事、タイトルをJB64/74としながらほぼ64の情報しか取り上げずシエラ待ちの方はブチギレていたかもしれません。スイマセン。ただ謝ります。
あまり情報がないのと、製造ラインは同じなので考察できないというのが理由なのですが、今回この円安でシエラの販売傾向に動きが出ているかもという情報を耳にしたので調べてみたいと思います。
今年のシエラの販売台数をまずみてみます。
2022年
1月 1,012台
2月 1,663台
3月 2,401台
4月 1,326台
5月 1,090台
6月 1,169台
7月 923台
8月 899台
9月 1,618台
一方円安の始まりは日米の金利差が拡大し外為が動き出したのが3月から5月にかけてなので、こじつけて見ると確かに円安に動き出した時からシエラの日本での販売台数は減り続けているともみて取れます。
しかし謎に9月がたくさん販売している。
この部分を棚に上げて話を進めると確かに円安チャンスとばかりにシエラを輸出用の割り当てに増やすのも企業の利益を考えれば正解かもしれません。
でもそういえばインド工場は?って話もありますよね。
前までは国内で作ったのを輸出していたのですが、インド工場にジムニーラインができ、国内へよりジムニーを下ろせて海外へは輸出コストを下げることができるようになりましたが、インド工場はコロナの影響が大きくまともに稼働ができていないとも聞きました。
そんなこんなでインド工場イマイチ稼働と円安で輸出マシマシになっていることも考えられますが真実は分かりません。あくまで資本主義的に考えた予想です。
2022年10月版まとめ
先月の答え合わせと新たな噂についての考察をしてみましたがいかがでしたでしょうか。
シエラ輸出しまくり説もただの噂、ガセ、飛ばしかもしれません。ですが、シエラの販売台数と外為市場を合わせて見ると確かに納得のいく変動にも見えますのでこの説も念頭に置いた上で見ていくのも気づきに繋がるかもしれません。
湖西工場にジムニー製造レーン追加!とかCAFE規制、軽自動車は対象外に!とか劇的に納期が解消し得るニュースが入ってきたらいいなーと思っているんですがそう簡単にはいきません。
なんとなくもう手の打ちようがない感じさえあります。
ジムニーの納期が縮むには発注が減る意外なさそうな気配。
ウィズコロナの浸透でキャンプブームの終焉と共に納期解消という道筋ではないでしょうか。
ジムニーの動力側が環境問題に寄り添うことにより販売台数を一気に増やせることも可能でしょうが、唯一のガチオフロードカー生き残りがハイブリッドや電気自動車になったら本末転倒ですしスズキも難しい判断なのでしょう。
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