【2022年7月版】新型ジムニーJB64/74納期 最新情報 〜注文数vs製造数〜

納期最新情報

近頃全然ブログを書く時間が取れず、納期情報屋さんみたいになってしまってます。
ネタ切れというわけでは全くなく、ナイスなジムニーニューグッズの紹介や、自分のジムニーもカスタムを進めていてそれのレビューなんかもたくさんしたいのですがやる時間が取れずなんです。
まぁ無理すると義務感になって投げ出したくなっちゃうのでマイペースでやっていきます。

ということなのですが、この納期最新情報は情報が遅れると「ジムニーの納期が縮まないのはデザインが回帰したからだー」と何年前の記事?という内容を2022年に出しちゃうようなメディアと同じになりたくないのでこれだけは納期は守って書きたいと思います。

先月までしばらくは凪が多く、書きはするものの内容があまりないことが多かったです。
半導体やその他の情勢でマイナスなことが多いので凪はとてもありがたいことと書いてきましたが、できることならプラスな、ポジティブな情報が多い方がそれは良いですよね。

しばらくぶりにやっとプラスな情報をお届けできそうなので見て行ってもらえたら嬉しいです。

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2022年6月の販売台数情報をチェック

いつもお世話になっております!
全国軽自動車協会連合様の新車販売のページで6月の販売台数をチェックしていきましょう!

ちなみに先月は2,881台という、多くはないけど少ないわけでもない。
このご時世ですので、これだけ販売していれば御の字といった数字ですが、まだまだ大量にバックオーダーを抱え、1年以上納車を待ち続けている方もいるので足りないと言えば足りないというもどかしい数字ではありました。

今月は増えて行くのかやむを得ず減ってしまうのか、はたまたそこそこをキープなのか、どうなったのか見てみましょう。

2022年6月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報 – 一般社団法人 全国軽自動車協会連合会
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の公式webサイトです。

な、な、なんと、3,933台
今年3月の5,000台越えといったブーストには及びませんが、4月5月と多少の失速があったのでまた息を吹き返したと見れるのではないでしょうか。

注目すべきポイントとしては、様々な理由があるとは思うのですが、他メーカー含めほとんどが先月よりも販売台数は増えているということです。

ここからは考察になりますが、半導体の問題やアジア圏などで製造されるパーツ不足などがあれば各メーカーの各車種で販売台数も落ちると思います。
その中でジムニーだけ伸びているのならジムニーのバックオーダー問題にメスを入れているのだなと考えられますが、全体的に6月の販売が多いということはそうではないようです。

結果的にはジムニーの販売台数が伸びたのはとても喜ばしいことですが、ジムニーを特別扱いして長納期を解消しようということではなく、メーカー問わず6月は多く販売できる謎の月、逆に4月は少なくなる謎の月ということです。(理由わかる方コメントにて教えてください…)

ジムニーだけの数字を追っかけていると気づけなかったことが最近になってわかって来ました。
2年近く納期を追っていたら自分も成長しました。

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ジムニー、ジムニーシエラJB64W/JB74Wの3型が発表されました

新型発表!!とかシエラにロング!?とか、シエラ4ドア!?とか話題になるネタは引きもあるんでしょうがあえて記事にしていませんでした。
4ドアはスパイ写真が最近出て話題ですが、そもそも海外仕様で4ドアの存在はこれまでの逆輸入されたジプシーのようなすごくニッチな物好き向けになりそうな予感がしているので実車がどこかの国で販売されるまではそっと個人的に追っていこうかなくらいで考えてます。
あえてこの4ドアスパイショットで納期に結びつけるなら、シエラを買おうと思っている人が踏みとどまるとかでしょうか?まずいなさそうですが。

過去に2型の際は記事にしました。

【JB64W/JB74W 2型?1.5型?】ジムニー&ジムニーシエラの一部仕様変更を公式発表!販売促進ではない必要に迫られた変更内容を紐解きます!
新型ジムニーのJB64/74は発売から3年が経ち、発売後すぐに購入した方は車検も済ませたタイミングになり、普通の車であればそろそろ販売促進のテコ入れでバージョンアップで2型発売なんてことはよくありますが、ジムニーに関してはいまだ納期は約1...

現行ジムニーに関しては、アプリなんかで例えるとメジャーアップデート!というよりもセキュリティ対策でマイナーアプデですという感じで進化しています。

3型の正式発表のニュースリリースはこちらです。

スズキ、軽四輪駆動車「ジムニー」、小型四輪駆動車「ジムニー シエラ」を一部仕様変更して発売|スズキ
スズキ株式会社のニュースリリースをご覧いただけます

2型のオートライトやアイドリングストップ、3型のMTのアイドリングストップやエアコンの調整などもそうです。
環境問題に関する法整備が厳しくなっているので足を引っ張っているジムニーになんとか対策をした結果がこの2型3型なんですね。
ですので、メジャーアプデ!ヤッホーい!という感じではないのであまり記事にする気もないってな具合です。

それで、この3型がどう納期に影響するかという考察ですが、3型自体はオーダーとは直接結びつかなさそうなのですが、一つ大事なポイントがあります。

それがスズキセーフティサポートなのです。

Web上で色々と情報を集めていると、現在納車待ちの方にはディーラーより3型になると通達が行っているそうです。
納車のタイミング次第であるラインを越えると自動で3型になるのですが、どうやらセーフティサポートは違うみたいなんですよね。

ここでシーエルリンクさんの動画を紹介します。

【訂正版】ジムニーマイナーチェンジ情報!本日3型発表!セーフティサポート無しの車両はいつまで購入可能なの?

こちらの動画によるとセーフティサポート無しでの注文は6月いっぱいまでならできるそうです。

アイドリングストップは間に合わないけどセーフティサポート無しは急げば間に合ったということなんですね。
アイストもセフサポもスイッチでOFFにはできるものですが、オフロード走行をよくされる方には煩わしいと思う方もいるかもしれません。
そんな方がこの6月いっぱいの注文に殺到したらオーダーが一気に増えるということが考えられます。

そんなクロカンガチ勢にはもう行き渡っているというところと、ボッコボコになっても楽しむ方はもう少し中古相場が安くなってからってことを考慮するとあまり駆け込みはないんじゃないかというのが私の見立てですが、少なからず注文が増えていることは予想できます

この辺りがどのように納期に影響しているかも1年くらいかけて見えて来そうです。

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納期が縮まることなく今後はどんどんバックオーダーが増え納期がさらに伸びる?騒音規制フェーズ3問題。

上の3型でも紹介しましたが、ジムニーのバージョンアップはほとんどが規制をクリアするためのもの。
アイドリングストップなんてまさしくそのもので、燃費をよく見せるという消費者へという一面もありますが、1型で装備されていないところから考えるとそうではなく、規制に対するところがメインです。

アイドリングストップは燃費も上がり素晴らしいもの!と思いきや、バッテリーは対応のものにしたり交換サイクルが早くなったりとCO2排出量と引き換えに別のところで環境にダメージを与えているという落語のようなお話です。
メーカー別で平均燃費をみるCAFE規制をやっている団体は燃費しか見ないのでバッテリーの交換サイクルによって生まれる環境の影響は知らぬ存ぜぬといったところなのでしょうか?世は様々なことが縦割りで動いていますからね。

そんな社会の不満は置いておいて、ジムニーは燃費に関してはスズキの劣等生です。その上でもちゃんとリリースしていることに今一度感謝しなければならないですね。

そんな規制まみれの車業界ですが、騒音規制がさらに大きくのしかかります。
それが騒音規制のフェーズ3問題です。
フェーズ2は2020年の10月から新型車を対象に始まって2022年の10月からは継続販売車まで適応対象となるのです。
ジムニーの3型でも公式では発表されていない変更点がいくつかありそうで、その中にエンジンの防音対策というのもあります。
これもタイミング的にその騒音規制フェーズ2の対策とも予想できます。

対策でなんとかなってるフェーズ2ですがフェーズ3はそう簡単に攻略できなさそうなのです。
調べると「スポーツカー全滅」なんてワードも散見されます。
いつから始まるのかというのはまだ出ていないそうですが、GT-Rなどはこの規制でオーダーストップになっているようです。

フェーズ3はかなり強敵で、もはやエンジン音とかでなくロードノイズですらアウトになるレベルの規制みたいです。
エンジン搭載車だと無理と言われるレベルみたいなのでジムニーに関わらず色々と絶滅危惧種になる可能性が出てきそうなんです。

どういった流れで規制が入っていくのかはわからないですが、旧車ならOKとなるのか、そうなったらなったで過去の四駆やジムニーも新型はハイブリットになり1、2型に人気がでちゃったりするかもしれません。そもそももうMTタイヤは履けない?ってことにも。

そうなるとどう納期に影響が出るかというと、今回のセーフティサポート駆け込みのようにエンジンジムニー駆け込み注文という事態が遠くない未来に発生するかもしれません。
注文が間に合わなければ中古車高騰も。
となると注文は早めにしておいた方が良さそうだなーといった感じですよね。

そんなわけで今回のサブタイトル【〜注文数vs製造数〜】というのは中長期的に見てこんなことになりそうという意味でつけました。

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2022年7月版まとめ

まず、販売状況としては上向いてきて短期的には一安心といったところでしょうか。
あと数ヶ月で納車といった未来のオーナーさんは予定通り手元に届きそうな感じには進んでいそうです。

しかし、後半の内容の規制まみれの車業界編ではジムニーが立ち向かうべき難関が見えて来ました。
ジムニーに関わらずスポーツカーやその他、趣味性のある車全般に関わる規制です。
環境問題も大事ですが車がどんどん面白くなくなってしまうのも裏で大きな問題だとも思います。

ハイブリットや水素エンジンでもパワフルでガソリンエンジン以上のスペックでより高性能なスポーツカーや四駆が走り回れるよう車メーカーには期待しています。
空力第一で同じようなガワの車ばかりになる未来は個人的に悲しいです。

納期はこのまま縮む流れになってほしいですが、長い目で見ると情報を能動的に得ている人がこの規制の具合とジムニーの納期を照らし合わせると急いで注文しないと間に合わないと気づくでしょう。そうなるとさらにバックオーダーは増えることと思います。

今回の3型にしたくなかった人も強制で3型になります。ガソリンエンジンジムニーに乗りたかった方も注文が遅れると…
と、いうわけでこのブログを見ていただけている方はラッキーですね!まだ間に合いますよ!笑
そんな未来予想もしつつまた情報を集めていきますので引き続き見てもらえたら嬉しいです!

翌月8月版はこちら

コメント

  1. farwater より:

    snyさん、こんばんは!
    まだ納車待ちの方々には申し訳ありませんが、、、ついに昨日晴れて納車となりました‼️XC2型ミディアムグレーとなります。本当に本当に長い戦いでした。私の経験を通して納車待ちの方、これから購入をお考えの方に僭越ながらアドバイスすると、、

    1.購入先は熟考する。
    こればかりは分かりづらいですがディーラー、サブディーラーによって納期に差があると思います。私はスズキとは別資本のアリーナでしたが、業販をしているので扱い台数が多く、スズキ本体にも顔が効くと聞いていましたが、結局法人からの注文が多く個人客は割をくってる感じがしました。個人的には有名どころのカスタムカーを多く販売しているショップが納期が早いような気がします。(個人の感想です)

    2.担当者には定期的に連絡を入れてネゴる。
    まだか、遅い、キャンセルするぞ、などとネガティブなことを言って担当者を脅すのではなく、担当とよい人間関係を作るということです。担当の立場も理解しつつ、同意、寄り添いをしながらも、こちらの事情も理解してもらうことで、万一キャンセルが出たらこの人に回してあげようという気持ちさること。電話だけでなく、お店に行って直接話すことも大切ではないでしょうか。

    3.64swampを定期的にチェックする。
    納期最新情報はとてもためになる記事ですし、独自の予測は論理的で的を得ています。snyさんの記事がどれだけ支えになったか、、、パーツ情報の網羅も目を見張るものがあります。納車待ちの間には絶対読むべきブログだと思います。

    と長々書きましたが、今までの感謝とこれからの益々のご活躍を心から応援しております‼️お仕事やプライベートがお忙しいようですので、気にせずマイペースで続けてくださいね‼️

    • sny より:

      コメントありがとうございます!
      納車おめでとうございます!!!

      本当に長い戦いだったと思います!その分感動もひとしおですよね!

      実体験の情報もありがとうございます!
      納車順番待ち問題もメーカーがクリアにしていないだけに色々と勘ぐってしまいますよね…僕もずっと勘ぐりながら待っていました。。
      だからこそこの納期情報で自分を納得させようとしていたわけであります。

      “64swampを定期的にチェックする”
      ありがとうございます!
      まさしくこれですね!笑
      納車待ちの方々へ伝われー!笑

      とにかくこれからはどんどん車と思い出を作っていきましょう!待った分だけ楽しむのが一番ですね!

  2. 匿名 より:

    お疲れ様です
    6月はメーカーさんの半期の決算があり、売れると言うか売り込むので台数が増えるって聞いた事が有ります。

    • sny より:

      コメントありがとうございます!
      なるほど、すごく参考になる情報ありがとうございます。
      最近薄々感じていたんですが、販売台数は納期を縮めようというバイアスよりも決算などの都合のほうが大きそうですよね。