今回はDAMDさんのマッドフラップを取り付けましたのでそちらをレビューをしていきたいと思います!
個人的にオフロードカーはやっぱりマッドフラップが欲しいと思ってしまいます。見た目もそうですが、単純に泥よけの機能としても欲しい。
こちらのオーバーフェンダーとサイドシルガードの記事でも紹介しているのですが、ゴツゴツオフロードタイヤを履いているとタイヤが小石を噛んでそれが後ろに飛びボディやホイールハウス内を傷つけてしまいます。
そんな小石飛ばし対策としても有効です。
自分の車を守るのもそうですし、後続の車を守るという意味も大きいです。
自己満カスタムで後ろの車に飛び石で迷惑かけたくないというマナー的なところも取り付けた理由の一つです。
そんなわけで念願のマッドフラップを取り付けたわけですが、満点ではない仕上がりでした。
しかしそれは承知の上なので不満はないのですが、そのあたりの解説も踏まえてレビューをしてみたいと思います!
なぜこの商品を選んだのか!?
マッドフラップは泥除けとしての機能を果たしていればいい、とは思いませんでした。デザインとしてクラシックなアイテムを絶対に取り付けたいというのは必須項目だったのです。
マッドフラップはスズキ純正のオプションもあります。
しかし、純正オプション含め、ほとんどの商品は質感が私の好みではなかったのです。
各社、素材はウレタンだったりEVAだったりとそこには工夫があるのでしょうが、自分としてはマッドフラップは断固として“ゴム”というこだわりがありました。
トラックや旧ディフェンダーのようなドロドロに汚れたゴムをぶら下げて走る姿がオーセンティックな四駆の姿のイメージなのです。
そんな観点で選んでみたのですがオールドスクールなデザインと素材を採用しているのは結局DAMD一択でした。
これまでのカスタムでもDAMDの話が多く出てきますが、旧車四駆のかっこいいデザインを今に蘇らせるというコンセプトで完成度の高いところってほとんどないんですよね。なんでこんなにも少ないのだろう…
というわけで選んだのはこれになりました。
当然?ですが、純正のものよりも価格はそこそこしますのでクロカンするので機能だけ満たされていればいい!って方は他を選んだ方がコスパいいです。
すでにリアバンパーをカスタムをされている方は注意が必要です。
マッドフラップ自体のデザインは文句なしで満足です。
しかし、この商品はあくまでDAMDがリリースしているLittleDのマッドフラップなのです。ですのでLittleDのリアバンパーにマッチするように作られた商品ということ。
これが何を意味するのかというと写真を見てもらえればわかります。
そうなんです。マッドフラップが浮いています。
これが本来のLittleDのカスタムバンパーに取り付けらたらこうなるのです。
こんな感じでバンパーとの一体感があります。
写真で見たらわかる通り、LittleDのバンパー以外に取り付けると違和感が出るのです。
これを問題に感じる方はつけられないかもしれませんね。
DAMDで作業してくださった方に聞いたのですが、私の取り付けているマッドフラップは改良版なのだそう。
元々の商品はLittleDバンパー専用品でバンパーに直接取り付ける構造だったのですが、改良してステーに取り付けることによりバンパーと別体としてカスタムできるようになったのだそう。
なのでこの改良がなければこのカスタムは叶わなかったわけです。
「このマッドフラップをつけるならセットのバンパーつければよかったんじゃ?」とごもっともな声が聞こえてきそうですが、理由はこちらに…
↑こんな理由により同じディフェンダーモチーフのAPIOさんのリアバンパーを装着しております。
今回はLittleD以外のカスタムバンパーに取り付けてもらったわけですが、DAMDとAPIOはコラボなんかもしておりお互いの商品のカスタムなど多少融通がきく部分がありその上でカスタムをしてもらえました。
ですので、他社製リアバンパーを装着されている場合はDAMDでは取り付けできないこともあると思います。
あくまで特殊なケースでの依頼かと思いますのでもし、これを見てDAMDさんに問い合わせる際、同じようなカスタムの場合その旨を説明するのが大事かと思います。
取り付けはDAMD本社に依頼!費用も公開!
上記で説明した通り、他社カスタムバンパーに取り付けたい、取り付けは可能かどうかを問いあわせた流れでのカスタム依頼となったので本社での取り付けとなりました。
むしろ、カスタムもやってくれる整備工場的なところだと難しい取り付けだと思います。断られたり、やってみたけど取り付けできなかったってことが起きたら嫌なので本社一択でした。
費用を公開!と言ってもDAMDさんはHP上で見積もりができます。
わざわざ見積もりを取りに行ったり電話で連絡をしたり、実際カスタムしたら工賃が上乗せされてたとか聞いてなかった諸費用が、、とかそんな心配一切無しでクリアな状態で見積もりが取れるのですごく安心です。
この安心感があるのでグリルの時も含めDAMDさんのパーツは少し遠いのですが足を伸ばして本社で取り付けを依頼しています。
工賃は以下でした。
製品代 : 28,000円
取付工賃 : 10,000円
消費税:3,800円
合計 41,800円(税込)
となりました。
下敷きみたいなのはネジで留めるだけだったりしたらDIYでもできるかもしれませんので込み込みで考えるとすごく高いかもしれませんがやはり満足度は全然違います。
マッドフラップがあるとワイルドさが増しますね。バンパーよりも下につくものですのでリフトアップの高さみたいなものはちょと薄れるのかもしれませんね。
このワイヤーはなんのため?とお思いの方もいるかもしれませんが、これがないと駐車場のタイヤ止めや縁石などに当たった際にタイヤとフラップが挟まれてダメージを受けることがあるそうです。
挟まれないように縁石などよりも高い位置で浮かせられるようにワイヤーが取り付けられています。
100%ではないが選択肢の中ではBESTなカスタム
やっぱりステーが丸見えなのは後付け感が出ちゃうのですが、現状これ以外に選択肢がないので自分的にはこれがベストです。
このステーをもっと短くして上にあげることができてAPIOのタクティカルリアバンパーから垂れるようにできたらめちゃめちゃ理想になります。
しかしそれをやるには溶接や金属加工技術ができないといけない?もしくはワンオフで作ってくれる工場を探す旅に出るのか?なかなか過酷な道のりなので諦めてます。
見た目だけのカスタムも上がりますが、しっかり恩恵もあって見た目も変えてくれるそんなカスタムっていいですよね。
今回すごーくニッチなわがままカスタムですが、こういう他社同士のカスタムマッチングって人柱の情報がないとチャレンジしにくいところだと思うのでこれから似たようなカスタムをする方の参考にしていただければ嬉しいなと思います。
ちなみにシエラ用はこちら
サイズなど違うと思いますのでお間違えないようお気をつけください。
コメント
snyさん、こんにちは。
なるほど、なるほど・・・いつもの事ながら詳細なレビューありがとうございます。
同じリヤバンパーなので大変参考になりました。私はノーマル時に純正マッドフラップが
ついていて、バンパー交換時にマッドフラップだけ返してもらったんです。
色々調べてみると、タクティカルバンパーに純正マッドフラップをつけてる人がいたんですが
詳細が分からず・・・実は放置したままです。(汗。
おっしゃる通り、もうちょい上の空間がなくなればベストですね。でも十分ワイルド感が
出ていてかっこいいです!ちなみにステーはどこに固定してあるんですかね?
同じようなフラップをAPIOさんが出してくれればいいんですけどね~(笑)。
カスタムはこのあたりでほぼほぼ完成ですか?snyさんのカスタムはマジでかっこいいですよ!
farwaterさん!コメントありがとうございます!
やはり、カスタムバンパーと違うメーカーのマッドフラップの互換性は本当に情報ないですよね…
純正マッドフラップはまだつけられるように開発しているメーカーもあるかもしれませんが。他社×他社だと難しいですよね。。
DAMDは取り付け説明書をHPに公開してあるのでつけられるか否かが判断できるのも親切だなと思っています!
ちなみにステーの取り付け場所はラダーフレームの穴なので実際はこれ以上上げようがないんですよね。上に上げるのはほぼ無理ですね。
同一メーカーが出せば売れると思うんですけどね、なんで出さないのでしょう??
APIOさんなんかだったら要望出したらあっさり作ってくれたりもしそうですが!
カスタムはまだまだバンパーやキャリアやハンドルや構想はあるので楽しみにとっておいています!笑