ジムニーのオーナーであれば大きなカスタムから小さなカスタムまで何かしら一つくらいはされるのではないかと思います。
走行に大きく関わるパーツなんかはお店に頼むかと思いますが、ドリンクホルダーなどお手軽にカスタムできるパーツはDIYでやることも多いでしょう。
そんな自分でジムニーをカスタムしていく際に必要になるであろう工具を紹介したいと思います。
どうせ買うならこの機能がある物がいいよ!だったり、この工具はコスパ優先でいいよ!などなど、私がDIYでパーツを取り付けてきた実例を踏まえて紹介していきたいと思います!
必要度【★★★★★】ドライバー各種
まずはこれがなければ始りませんね。ドライバーです。
すでに持っているよって方も多いかと思いますので、普通ではなかなか持っていない私が実際に買い足したドライバーを紹介します。
こちらはオーバーフェンダーの取り付けの際に必要になり買い足した狭い場所で使うためのドライバーです。
どこでこのドライバーが活躍したかは↑の記事をぜひみてみてください。
このパーツ以外でも狭いところではどこでも活躍するドライバーなので内装パーツの取り付けでもすごく役立つので最初から買っちゃっても重宝すると思います!
そして、どうせジムニーをカスタムしていくなら…
やはりみんなの憧れマキタの電動ドライバーでしょう。
別にマキタでなくてハイコーキでもいいんですが、バッテリーを買ってさえしまえば、電動ドライバーだけでなくあらゆる電動工具に使えますので、内装を全てウッドにカスタム!や、ボディをぶった切って幌仕様に!などカスタムの夢が広がります!
そして、電動ドライバーはネジを締めること意外にホイールナットの付け外しにも超便利!
スタッドレスに交換する際やタイヤのローテーションなどの作業が超早くなります!
ですのでジムニーをきっかけにそこそこ良い電動ドライバー買っちゃうのはアリアリです。
必要度【★★★★★】ソケットラチェットレンチ
ラチェットレンチはあらゆる場面で登場しています。
というかエクステリアカスタムではほぼ必須といってもいいかと思います。
ラチェットレンチって何よ?という方へ一応説明しておくと、ソケットを交換できて一方向だけ絞められるようなラチェット機構が搭載されたレンチです。言葉にするとよくわからないですが、どんなものか見たら「あーこれね」ってなると思います。
これのソケット部分を交換すると色々な作業ができます。
タイヤの交換、パーツのつけ外し、日常整備などなど、ジムニーのカスタムをするなら必要!というより車に乗るなら必要!というアイテムだと思います。
私は上記の商品で不自由なく使えていますが、あまりに安いものだとナットがナメてしまったりもするかもしれないのでそこそこのメーカーのものを買うといいと思います。
必要度【★★★★★】内張はがし
車内ライトをLEDに交換♪
よ〜し、デッドニングしちゃうぞ〜!
サイドマーカーをカスタムだ!
スピーカーをいい音のするやつに変えちゃおう♫
こんな作業をするなら絶対使うので必ず買いましょう!
なくてもできるかもしれませんが、車が傷だらけになったり手の爪が剥がれる未来が見えるでしょう〜。
車ですからちょっとやそっとの振動や雨風でパーツが取れないようにガッチリ取り付けられています。それを交換するにはひっぺがさないといけないのですが、それがまあ大変!そんな大変な作業をテコの原理であっさり外しちゃうのがこの内張はがしです。
名前は内張はがしですが外装でも大活躍。
使うときはテコの支点になるところへの養生を忘れずに。そんなところも上の記事では説明しております。
必要度【★★★★★】パーツクリーナー
パーツクリーナーとは油を落としてくれるクリーナーです。
どんな場面で使うかというと、カスタムであれば脱脂で使うことが多いでしょう。
何かをテープなどで貼り付ける際、塗装をする際に油が付着していると剥がれやすくなってしまいます。それを落とすという使い方でパーツクリーナーは多様します。
ジムニーのカスタムだけでなく、バイクや自転車のチェーンなどの注油の前の油汚れ落としにも使えるので持っていても持ち腐れになることはないので問答無用で買いましょう。
色々なメーカーから出ていますがどれでも問題ないと思います。
値段も安いのでお気にいりを見つけて見てください。
必要度【★★★★☆】六角レンチ
あらゆるパーツの取り付けに必要となる六角レンチ。
ドリンクホルダーなどの小物であればIKEAの家具などのように商品自体に付属してきますが、それ以上のカスタムパーツの取り付けには必須となってきます。
私は実際にアームレストの取り付けの際に必要となり購入しました。
100均などで売っているものを使っていたのですが、このアームレストを取り付ける際には大きさが合わなかったのでちゃんとしたのを書いました。
すると驚き、100均のとは違い吸い付くように六角にハマるのです。
安物は浅くレンチが入ってしまってそのまま回すと角がナメてしまう危険がありますのでやはりある程度のものを買うのをおすすめします。
私の買ったレンチもこういった六角ボールがついており角度をつけても締めれるので狭い車内でも扱いやすく値段もすごく高いわけではないのでこれくらいの商品を買うことをオススメします!
必要度【★★★★☆】トルクレンチ
レンチ兄弟の中でラチェットの次に活躍するのがこのトルクレンチでしょうか。
トルクレンチはその名の通りどれくらいの力をかけるか調整して締めることができるレンチです。
どういった場面で使うかというと、タイヤ交換です。
タイヤの交換をする際にホイールナットは締め付けトルクが指定されています。その指定よりも強くても弱くてもだめなのです。
ですのでタイヤを外したりする場合は必須ですね。
タイヤハウスを塗装する際に使いました。使い方やジムニーの締め付けトルクなどに関してはこちらで詳しく書いています。
スタッドレスに毎年履き替えたり、タイヤのローテーションなど使い道は他にもあるので、お店に出して整備費を払うことを考えるとこれ一つで買えば節約できちゃう準必須アイテムです。
必要度【★★★☆☆】塗装スプレー&ミッチャクロン
ジムニーは良いか悪いかざっくりと作られている車です。
高級車なら塗装されるようなところが塗装されていません。ドロドロになるまで山道走るからそんなのいいでしょ、と思ったり、けどここくらいは塗っといてよ、と人によって考え方は違うと思います。
そんなジムニーなので塗りたいところは自分で塗っちゃいましょう。
上でも紹介しています、タイヤハウス内の塗装でたくさん使ったのがこちらのスプレー
車体に塗り、錆予防だったり傷防止など色々な用途次第で選ぶといいと思います。
車内のインテリアパーツではこちらが大活躍でした。
このチッピングのザラザラ感がジムニーの内装とマッチしすぎで全てこれで塗りたくなるような衝動に駆られます。詳しくはこちらを見てもらえれば納得だと思います。
他にもこんなスプレーも活躍します。
こちらはラバーペイントと言ってゴムの膜を貼る感じで剥がすことができるものです。
エンブレムの塗装に使いました。
失敗しても何度でも剥がして再挑戦できるので初心者にも安心でした。
これらの塗装には事前に上で紹介したパーツクリーナーでの洗浄が大事です。
それと同じくらいミッチャクロンというのも使われます。
私はこれの有り無しでどれくらい変わるものなのかいまいち理解できてないんですが、下地でこれを吹いておく方が塗装が落ちづらいと聞き、ちゃんとやっています。
必要度【★★☆☆☆】コンビネーションレンチ
これはアームレスト交換でしか使っていません。必要性が出てくるまでは買わなくてもよさそうなアイテムではあるかもしれませんが、ラチェットでは微妙に入らない狭い場所で活躍できるので持っていると役立つ場面も多いと思います。
必要になるまでなくてもいいが、初めから持っておくとカスタムの際に捗るよ!って感じのポジションですね。
必要度【★★☆☆☆】クロスレンチ
クロスレンチはその名の通り十字になっているレンチです。
主にこれもタイヤ交換に使うのですが、車載工具だとナットのつけ外しに時間がかかりますが、クロスレンチだとクルクルっとレンチを回して締めたり緩めたりができるので作業時間が短縮できます。
この商品は折りたたみができて収納場所も取らないです。
電動ドライバーがあれば不要ですが、車載工具しかない方なんかは最初のタイヤ交換の一手にあると便利なアイテムです。
必要度【★★☆☆☆】モンキーレンチ
これもコンビネーションレンチと同じ位置付けでしょうか。
コンビネーションレンチだとサイズに合わせて何本も持っていないといけないですが、モンキーレンチであればサイズを変えられるので一本で済みます。
そのかわりに口部の強度が弱いので強い締め付けは苦手です。
見た目が「THE 工具」といった感じでガレージの工具ゾーンにかけておくと雰囲気出るので買っとくのもアリ。
必要度【★☆☆☆☆】スクレーバー
ヘラです。
私はスモークフィルムを貼る際に購入しました。
フィルムを貼ることになったら必ず必要です。フィルムを無駄にしたくなければ買いましょう。
使い道が他になさそうなのですが、雪国の方なんかは窓の雪剥がしにも使えるかも??
必要度【★☆☆☆☆】ゴムハンマー
傷をつけたくないけど叩かないといけない、内装外装ともに使える便利なハンマー
一つ持ってて損はないですね。
ノーマルの金槌、プラハン、ゴムハンとすべて揃えればDIYマスターです。
絶対に使うものはいいものを揃えよう!
車のカスタムに限らず、日々のメンテナンスや日常のDIYにも活躍する工具はある程度いいものを揃えたほうがQOLが上がります!
単純に安物の工具だと精度が悪く、大事な車やギアを壊してしまうことにもなりかねません。
工具はいいものを持っていると作業も失敗しづらくなりますし、何より楽しくなってどんどん何かを作ったりしたくなるので人生が楽しくなります!
そんなわけで、ジムニーのカスタムを機に工具を揃えるための参考にしてみてください!
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