JB64のタイヤハウスの塗装!ちょっと面倒だけど見た目が一気に引き締まる!必要な物や作業のコツ、注意点などを紹介します!

カスタム

今まで小さいアイテムやインテリアパーツをメインでカスタムしてきましたが、今回は面積的には1番大きなカスタムかなと思います。

そんなにお金もかからず、けれど遠目から見たときに一気に見た目が引き締まるとてもコスパの良いカスタムです。
ただDIYでやるにはそれなりに面倒ということで僕はお正月休みを使って一気にやっちゃいました。それくらいのタイミングじゃないと思い腰が上がらない作業ではありました。

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タイヤハウスの塗装って何?なんの意味があるの?

わざわざ説明するまでのことでもないですが一応しておきます。

JB64/JB74はタイヤホイールハウスの部分がボディと同色なんです。
写真で見た方がわかりやすいので貼りますね。

こんな感じで僕のジムニーのボディカラーはホワイトなのでタイヤのまわりも同じホワイトなんです。
なのでなんか白い部分が多くて締まりがなく見えるんですよね。
ジムニーに限らず特に四駆というのはタイヤとボディの間にスペースが大きくあるので目立っちゃいます。
高級SUVなんかはもちろん黒くカバーされていたり塗装されていたりするのですがジムニーはコストを抑えているのでしょう。
それなら自分でやりまっせってことです。

単純に見た目云々意外にも塗装することで防錆というメリットもあります。
タイヤは回転して水や泥などをタイヤハウス内に撒き散らすわけですからやっておくに越したことはないですね。
雪国の方なんかは防錆施工がマストで納車時には下回りは真っ黒になっているかもしれませんが、東京ならその必要もないので自家塗装というわけです。

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準備したもの

最初に言っておくと僕は2日かけてやりました。
1日でできないこともないですがリフトで4輪一気にやれるとかでないと重ね塗りも考慮すると時間が足りないと思います。
日が長い夏に朝からやれば1日でもできそうです。

では用意したものを紹介します。

これらを揃えました

・車載工具のパンタジャッキ

今回はこれでいっかで作業しましたが、フロアジャッキを用意したほうが2輪一気にできるので効率絶対いいです。
買っとけば良かった。

これくらいの値段で買えちゃうなら買っとくべきですね。
レビューを見てると油圧が足りなく下がってくることが多いそう(ハズレ個体?)なので1年保証とかある製品が良さそうですね。

・塗装のスプレー

僕は今回はKUREのシャシーコートブラックを使いました。
4本用意しましたが2本しか使いませんでした。重ね塗り3回くらいなら4輪でスプレー2本、もっと重ね塗りするなら1輪につき1本といった感じです。
準備してから足りなくなると悲惨なので多めに用意したほうがいいと思います。

事前に色んな人の施工を見て予習をしていたんですがみなさん色々なスプレーで吹いているみたいですね。
黒くするだけならなんでもいいかもしれませんが、どうせなら防錆も兼ねたいので「強力な耐水被膜を形成、シャシーを保護」と謳っているこちらのスプレーでやりました。

・トルクレンチ

塗装をするにはタイヤを外した方が絶対やりやすいので外してからまたタイヤを取り付ける際にトルクレンチでしっかり締めなきゃいけないということで買いました。
ジムニーJB64には19mmのソケットを使用します。

トルクレンチも調べるとたくさんあり、はじめは良いやつ買っちゃおっかなーとも思ったんですが、この作業を終えたらもう使うことはなかなかなさそうだしということで、かといって命を預けるタイヤに激安トルクレンチっていうのも不安なので安定のエマーソンにしました。
各種ソケットもセットでケースもついてるのでパーツを集めたりしなくていいのも楽です。

毎年スタッドレス交換など自分でやる方はTONEとかKTCとかプロ仕様の国産メーカーのを買っちゃってもいいと思います。

・クロスレンチ

今回買ったのはこちらもエマーソンのクロスレンチです。

折り畳みができて収納に困らないこちらにしたんですが、使ってみると折り畳める関節が固定できずカチャカチャ動くので収納に困らないなら折り畳みじゃない方がいいかと思いました。
ま、これでもう当分使わないし使用できないわけではないのでいいんですが。

・パーツクリーナー

いつものやつです。

一応タイヤハウス内の油分を取るため。

・養生するもの各種と手袋

あとは養生するためのテープやマスカーや新聞紙と手袋です。
やってみると結構使うので多めに準備しておいた方がいいと思いました。

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作業開始!最初は塗装に向けた準備から

まずボディに黒いのついちゃったら嫌なので養生します。

そしてジャッキアップさせます。
ジャッキアップも初めてだったので事前に取説を見てジャッキポイントを把握しておきます。

ジャッキポイントはサスペンションアームのボス部分とあります。
実際に見ればポッチがすぐに見つかります。

ちなみにフロアジャッキを使うのであればジャッキポイントが異なりますので注意です。

ジャッキポイントとウマをかけるポイントも取説にのってますので場所はしっかり確認しましょう。間違えるとフレームの歪みなどが出て危険です。

では早速ジャッキをかけて上げていきます。

上げていくのですが、ジャッキで上げ切ってからタイヤにレンチで負荷をかけると危ないので上げつつもまだ接地している間にあらかじめホイールナットを緩めておきます。

ジャッキアップの基本ですが、傾きや路面状況など注意しましょう。
ジャッキアップのやり方は一度調べてからの方がいいでしょう。倒れたら危険です。

タイヤが少し浮くくらい上がったらナットを外してタイヤを外していきます。

タイヤが外れたらまずは洗浄しました。
ケルヒャーみたいな高圧洗浄できたらいいのですが、ないのでシャワーノズルのジェットみたいなやつで洗いました。

洗ったら乾くまでしばし待ちます。
乾いたらそのあとはパーツクリーナーでふきふきします。

その後は養生の作業です。
フロント側はケーブルやらクリップやらボルトなどがあってめんどくさいです。

タイヤハウス塗装されてる先輩方はあまり気にしないでスプレーしちゃってる人もいるんですが、念のため養生していきます。

こんな感じで雑なんですがタイヤで隠れる部分も多いのでいいでしょう。
この作業がひたすら面倒なんですが、塗装と言ってもこの作業が1番のメインです。
養生さえ綺麗にできれば勝ちなので頑張ってやるしかありません。

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養生が終わったらいよいよ塗装!

というわけで養生ができたら後はスプレーして乾くのを待って乾いたら重ね塗りを繰り返すだけです。
ここまでいくと後はほとんど乾き待ち時間です。

僕は3回くらい重ね塗りをしたら終わりにしました。

乾いたら養生を剥がしてタイヤを戻していきます。
タイヤをつけてある程度のテンションでナットを締めたらジャッキを下ろして接地したらトルクレンチで締めます。

JB64のホイールナットのトルク値は100N•mです。

タイヤが付いたらこんな感じになります。

ほら〜!いい感じじゃないですか!?
一本やって「めんどくせー!もうやりたくねー!」って思うのですが、出来上がりを見ると「よっしゃ、次やるか!」って気持ちになってきます。

そんな感じで残り3本をやります。
僕は助手席側と運転席側で2日に分けて作業をしました。

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塗装完了!ビフォーアフター

では塗装が完了したらどんな感じに変わるのか写真で見てください。

先ほどの写真の使い回しですが

before
after

こんな感じになります。遠目で見るとさらに引き締まって見えるんですよ!
自己満なのかもしれませんが、かなり満足感あります。

引きで見てみるとこんな感じです。

今のところ僕のジムニーがモノクロツートンだからなのか、黒い部分が増えてかなり男前になりました。
心なしか、リフトアップしたような感じにも見えます。
オーバーフェンダーやサイドシルガードなどでその部分が黒くなると地上から上がっているように見えリフトアップされたように見えるのと同じ効果かと思います。

作業は難しくはないのですが、同じことをまたやるのはやだなーって感じの面倒さなんですが出来上がりをみると本当にやってよかったなーと思えます!
副産物的な防錆効果も長く乗る上では大切ですからね。
満足満足。

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作業の注意点と工具のススメ

実際に作業をしてみて気をつけたほうがいいところや、こうしたらもっと楽だったってところを紹介します。
やってみたい方の参考になればと思います。

作業工程でも説明しましたが、ジャッキアップの基本は知っておいた方がいいでしょう。
万が一ジャッキが倒れたりしたら事故に繋がりますので事前に調べましょう。

この塗装作業はフロント側からやった方が精神的にいいかも。
というのも、フロント側の方が養生する部分が多いんです。
作業前の「やったるぜー!」のテンションはフロントにぶつけて、その後のリア側で「リアめっちゃ楽やん」となった方が効率良さそうです。
「結構大変だな」→「フロントのがもっと面倒やん…」だとフロントが雑になりかねません。
あくまで僕基準なのでめんどくさがらずに作業をキチンとできる方なら気にしなくてもいいです。

運転席側のリアのフレームには車体番号が刻まれているのでそこは避ける。

このテープを貼った部分に車体番号があります。
ここは念のため塗らない方がいいっぽいです。

僕は最初この養生の上からスプレーして後でテープを剥がしたんですが、あまりに車体番号のところの白い部分が気になるので、黒いテープに張り替えてテープの上からさらにスプレーしました。

はじめから黒テープでカバーして上から塗装しちゃうのがいいと思います。

クロスレンチはいらないかもです。
トルクレンチで緩めたり締めたりはできるので後はクロスレンチを使わなくても手でナットは外せちゃうんですよね。
ないよりはあった方がいいんですが無くても作業自体はできちゃいます。

その代わりフロアジャッキはあると作業時間は半分にできます。
養生さえ終われば後はほとんど乾き待ち時間なんですよ。前と後ろで2輪ずつやっちゃった方が明らかに作業効率はいいです。

マンションとかだと置き場所に悩むアイテムですが、置き場所さえ問題なければ買っちゃうのがいいと思います。

最後に簡単な作業ではありますが、車整備は素人なので同じように作業してみようという方は念のため一度自分で調べたり、詳しい方に聞いたりしてから作業をしてみてください。

DIY作業で予算もかからず、見た目もかっこよくなりますし、防錆にもなって、自分でやったのでさらに愛着が沸くのでオススメカスタムです!
いいなーと思った方は気をつけながらぜひやってみてくださいー!

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64swamp

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