2018年デビューから納車待ちがいまだに続く現行のジムニーですが、新たなマイナーチェンジの話が出ましたので紹介したいと思います。
今回紹介するのは4型となります。
かれこれ3度のマイナーチェンジをしておりますが、大きな区切りとして3度で、細かい法規対応の変更点を入れればもっと変更されてはいます。
大きな区切りとは言いましたが、マイナーチェンジという名の通りほぼ全て法規対応とそれに付随するものであり、大きなモデルチェンジはまだ行っていません。
というのも、もちろんみなさんご存知の通りいまだに納期問題が解決していない(というかもはや解決できない)状況なので大きな変更はできないのが現状です。
そんな中、最新のマイナーチェンジ情報が入ってきました。
これまでマイナーチェンジの情報はそこまで大きく扱わなかった当ブログですが、今回のアップデートはちょっとカスタムに影響あるかも?といった部分があるので取り上げたいと思います。
それではまずはどんな変更があるのかみていきましょう。
リアパーキングセンサーの追加
目玉はこちらとなります。
リアバンパーにセンサーを内蔵し、障害物との距離を知らせ衝突を防ぐというもの。
今時の車からしたら当たり前っちゃ当たり前の機能ですがこれが搭載されるというわけです。
主なアップデートはこれだけですが、こちらのセンサーを内蔵するのもコミコミで車両価格も10万程度値上げされるそうです。
細かく見るとピュアホワイトパールやツートンなどの有料カラーも値上げするそうです。単純にパーツが増えることと原材料の高騰などでしょう。
最新型情報はここまでです。
普通のイマドキな車には当たり前についている機能なのでカスタムもしないしオフロードも走らないって方にとっては値上げはしちゃいますが、安全性能がよりアップしてなんの問題もナシ!ありがてぇ4型となることでしょう!
とはいえ、センサーが増えるので単純に故障箇所が増えることになりますし、セーフティサポートの誤作動はJB64オーナーなら誰しも経験あると思いますがあんな感じの誤作動が起きたら嫌だなという懸念はあります。
しかし、やはりジムニーを買ったらカスタムをしたい、オフロードを走りたいという人にとっては痛いバージョンアップになるのではないか?という部分について次に解説してみたいと思います。
4型でのリアバンパーカスタムやクロカン走行はどうなる!?
一番期になるところはやはりカスタムやオフでの走行性能についてでしょう。
まず、4型でセンサーがついてもカスタムできるのか?について考えていきましょう。
・そもそもリアパーキングセンサーはON/OFFできるのかという問題。
アイドリングストップ機能が搭載された時のようにボタンを押してOFFにしちゃえば問題ないものであればキャンセラーを入れたらカスタム自由ってことも考えられるかもしれません。
しかし、カタログを見るとメーター表示もあるので作動している状態でないと違反となることも考えられます。
・カスタムメーカーが対応品を出すでしょ!
初期型でもXCとXLではヘッドライトウォッシャーの有無があり、これまでフロントバンパーもカスタムメーカーはウォッシャー有無を選べる仕様となっていました。それと同じようにセンサーを付け替えてカスタムできるリアバンパーが出るでしょ?と思いそうですが、センサーだと簡単にはいかないと思うのです。
純正と同じサイズのリアバンパーでランプのデザインが違うとかであればセンサー移植でできると思うのですが、薄型などにしてしまうとたとえセンサーを仕込めたところでセンサーが純正とは違う高さや向きとなり誤動作が起きてしまうのではないかと予想します。
なぜなら、スズキセーフティサポートのオートブレーキなどもリフトアップなどで車高が上がると誤動作が起きると言われています。センサー関連は純正で使うことが前提となっているため最悪4型では薄型バンパーやパイプバンパーなどは装着できなくなる可能性まであるんじゃないかと思っています。
・クロカン走行に影響はでるのか
オフロード走行をしていると凸凹の山道でスタックしたりすることもあるでしょう。後退したり車体を揺らしたり切り返したりバックする場面も多くみられるそんな時にパーキングセンサーが反応してブレーキがかかったりするのでしょうか?
もしそんな仕様ならがっつりクロカン遊びをしようと考えている人は4型は候補に上がらなくなる可能性も出てきます。
しかし、これまでも安全装置は【④Lo】にしている時は作動しないようになっていましたので同様にパーキングセンサーもそうなると予想します。
カスタムしたい方やクロカン走行をしたい方の4型懸念ポイントを挙げてみました。
懸念しても今年3〜4月には4型が製造されるそうなので注文してもほぼ間に合わないので新車なら考える余地ナシとなりそうです。
悩んでいる方は一度様子見して4型だと自分のやりたいことができなさそうだとしたら中古を視野に入れるのもいいかもしれません。
きっとこれからも法規対応で厳しくなるでしょう。
これまでもオートライト義務化やアイドリングストップなど色々と厳しい法規制に対応するアップデートが行われてきました。
カスタムやオフロード走行にはマイナスなことばかりですが、楽しく車を乗ることと同時に安全も大事です。
ジムニーしかり、昨年末に発売されたランクルなんかも法規制に対応して「こんなの◯◯じゃない」という原理主義者を尻目にメーカーは頑張ってヘリテージ4WDをリリースしてくれていることには感謝しかありません。
個人的にはこれまでの突入防止規制だったり今回の4型問題だったりで自分の初期型が一番カスタムの自由度が高くJB64の中でも重宝されるのではないかと思って大事に乗ろうと思ったところであります。
法規対応だけのマイナーチェンジだけでなくワクワクするような発表も欲しいところですが…
納期問題さえ解決してくれれば法規対応のマイナーチェンジだけではなく、デザインを変えるモデルチェンジだったり、スペシャルエディション的なモデルだったり、ニューカラーだったり、はたまた4ドアモデルだったり、2の矢3の矢と販売促進できそうではありますが、促進しなくても生産間に合わないという状況ですからね。
騒音規制などにも戦々恐々ですが、もう四駆発売できませんオワタ\(^o^)/にならないように人気高めていきましょう!
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