少し前に新型ジムニーで釣りに行く際にしっかり荷物を積めるようにカスタムする記事を書きました。
そして満を辞してシーズンインとなり、実際に色々と荷物を詰め込み釣りに行ったのですが、そこで想定通りに行かないところが出てきたので、それを紹介しつつ、問題点を解決するための追加カスタムについても書いていきます。
釣果については聞かないでください…
積み込みはバッチリでした
釣り仕様にカスタムする際に一応脳内で荷物テトリスをしたので積み込みはバッチリと決まりました。
実際に道具を積み込むとこんな感じになりました。
サイドテーブルには2人分のタックルケース。
下段にフットコンエレキとバッテリー×2とバウデッキ、あとはターポリンバッグと小物が少々。
ロッドホルダーに束ねたロッド×4。
これで2人分の荷物になります。
他魚種のアングラーからしたらやたら荷物多いなと思われそうですが、レンタルボートバスフィッシングはこんな感じなんですよね。
タックルボックスはサイドテーブルの上に乗せているんですが、これは必ずベルトでの固定が要ります。
初めは軽くベルトをかけたのですが、それだとグラグラしてボックスが不安定でテーブルの破損も考えられたのでこのような固定方法となりました。
テーブル下のサービスボルトにつけたフックから後部座席上部のハンドルへ回してラチェットベルトで固定しています。
この方法であれば窓側とサイドテーブル側、両方に力が分散され、かつしっかり固定もされるので、道中のガタガタ道でもびくともしませんでした。
ロッドもひとまず積み込みは問題なしなんですが少し改善が必要でした。
このように邪魔にならないように上に持ち上げようとしてもフロントガラスに当たって天井にピッタリと添わせることはできませんでした。
上にあげたいけどロッドのティップがちょっと心配であります。ジムニーの全長がもうちょっと長ければ…と思ったりもしましたが、そんなこと考えても仕方ないので違う積み方を考えてみます。
帰り道にトラブル発生
行きは問題なく到着したのですが、帰りにそれは起こりました。
釣り場への道中は道の悪い峠道のアップダウンを繰り返すのですが、下り坂の際にゴロゴロと荷物が前に転がってきたのです。
荷物が転がるのは運転が荒かったのもあったのですが、原因はそれだけではありませんでした。
止まって荷室を見てみると、荷物が転がったというよりラゲッジマットが倒したシートの上を滑った感じだったのです。
マットが滑り重たいバッテリーが全ての道具を巻き込んで前に押し出した形でした。
運転の問題以前にこのラゲッジマットが滑ることは対策しなければならないのでした。
改良を加えます
改良と言ってもやることはなんとかしてラゲッジマットを滑らないようにすることと、バッテリーが動かないようにすること。
用意したのはこれらのアイテム。
方法としては色々あると思います。
シート側、マット側にマジックテープをつけてずれないようにしようかと考えたのですがバッテリーなど重いものを乗せて滑ったらマジックテープの両面テープなんて一瞬で持ってかれると思ったので却下。
結局原始的な滑り止めを試してみることにしました。
よくある格子状の滑り止めシートは荷重がかかって擦れるとポロポロ破片が出て汚れると思ったので、地震対策グッズなどであるジェルタイプの滑り止めをセレクトしてみました。
これを後部シートとラゲッジマットの間に挟んでみました。
そしてもう一点、マットが滑るきっかけになると手に負えないバッテリーは動かないように対処しておく必要がありそうなので新たにベルトを用意しました。
ジムニーにはリアドアのすぐ近くにもサービスボルト穴があるのでここにこのフックをつけました。
このドア付近のフックにベルトをかけてバッテリーが動かないように改良してみます。
これで下り坂でもバッテリーはベルトに抑えられて、さらにマットも滑らないという算段です。
バッテリーの代わりに折り畳みコンテナですが、こんな感じで固定できれば。
引っ掛けるだけでは固定が甘そうなら板か何かを挟んで抑えます。
ロッドホルダーのリア側も少し改良してみる
ロッドホルダーを使ってみたところ、グリップエンドにゴムを巻きつけると車内の最後部にロッドがこないんですよね。
写真を見てもらえれば分かりやすいのですが、車内長の最後部はこのゴムパッキンがある部分なんです。
対してロッドホルダーは10センチくらい前にあるんですよ。
これではロッドエンドが車の最後部にこないので、ロッドティップ側の余裕がなくなっていました。
というわけでもう少し木の棒の部分が後ろに来るように改良します。
L字のステーを取り付け、そこに元のホルダーを再度取り付けます。
するとこんな感じ
下に下がってしまうんですが棒の場所自体は後ろに行きました。
前後位置的にはバッチリなところになりました。
しかし高さが下がってしまったのでゴムで吊るす形だったのを棒に乗せる方法の方が収まりがいいかもしれません。
このあたり改めて使ってみて決めようと思ってます。
これはもしかしたら戻す可能性もありですが、運用してみてどっちがいいか決めていきます。
改良を繰り返しながら完成させていきます
タイトルの通り、ver1.1としましたのでこれからまた運用していく上で改良点が出てきたらバージョンアップして釣り車を作っていきたいと思っています。
釣竿が微妙に収まりが悪いのでそのあたりが今後の課題になってきそうです。
ルーフボックスなんかにももしかしたら手を出すかもしれません…
コメント
snyさん、こんばんは!
色々と工夫されている記事を興味深く読ませていただきました。ありがとうございます♪。
私の場合、山岳渓流は携帯性を考えて多ピースフライロッド(5本継6フィート程度)を多用しているので車でも邪魔になりませんが、里川で道路沿いを釣る場合、ちょっと移動する時にはロッドをそのまま車に乗せるので、ロッドホルダーは重宝すると思っています。やはり使いながら細かな調整が必要なのがよくわかりました。
幸いエレキのような重くて嵩張る荷物はないのでコンテナ設置で済むと思っているのですが、マットそのものを含め固定方法は一工夫必要のようですね。先人の知恵は本当に有難いです。
最近の私の釣りは淡水メインの『旬』の釣り、冬から今頃まではワカサギ やタナゴ、これからはイワナ・ヤマメ、梅雨時にはテナガエビ、初夏はキス、晩夏からはハゼなど小物釣りを楽しんでます。バスやギルはトップで釣ると面白いですよね〜。
しばらく放置状態でお恥ずかしいですが私のブログも紹介させていただきます。(今読むと内輪受けの内容でお恥ずかしいです汗。)
コメントありがとうございます!
こちらこそ読んでいただきありがとうございます!!
旬の淡水もいいですね~!
僕もいつか秘境のような場所での源流釣りにも挑戦してみたいです…!
マルチピースのロッドであれば長さの心配は必要ないですが、やはり釣り以外のどんな道具を載せるのであっても山道などを走るのであれば動いたりアップダウンの衝撃に対しての対策はしておいたほうがいいですね。
特に衝撃に弱いものであれば吸収できるマットに動かないように固定するベルトやネットは必須かと思います!
ブログも紹介していただきありがとうございます!拝見させていただきます!
引き続き釣りカスタムはレポートしていきますのでご覧いただけたら幸いです!