納車待ち5ヶ月目、結構待ったつもりでもディーラーからは何も音沙汰なし!
とりあえずまた気を紛らわす為に、なんで数ある車の中から初めての車購入に新型ジムニーをチョイスしたのかという話をしたいと思います。
四駆への憧れ
現在、年齢は30代なんですが今まで自分の車というのは持っていませんでした。
「若者の車離れ」とよく言われてたけど、全く興味がないというほどではありませんでした。そしてもう若者ではない。
物心がついたときに父はランクル60に乗っており子供ながらにデカくてカッコイイと思っていました。
その後、家の車はシボレーからDODGEへとアメ車を乗り継ぎ、自分で運転していたわけではないけどデカイ車、四駆というものに憧れを持っていたんです。
カッコイイと思う車
- トヨタ ランクル60
父のランクル60は永遠の憧れなんですが、今買おうと思っても高い高い。
スピード出せば会話もままならない、大排気量で燃費悪い、壊れる、自動ブレーキや安全装置なんてもちろんついてないそれでもいまだ高いわけです。
それに排ガス規制やらでディーゼル車は装置つけないと都内では乗れない。その装置に100万円とかかかるんですよね。
好きでもなかなか踏ん切りつかない車です。
- トヨタ ランクル70
60も好きですが70系も角ばってて最高。
60よりはタマ数はありそうなのでまだ現実的。
78プラドはいつか絶対乗るつもりでいます。いつか。
- ベンツGクラス(昔の)
みんな大好き。
でも最近のモデルはちょっとゴテゴテしたラグジュアリー感があまり好みでない。
やはりNATO軍ヨロシク、230GE、280GE、300GDの時代が至高。
- ランドローバー クラシックレンジローバー
レンジローバーはオールドですね。
シンプルでさすがレンジという高級感もあり、かつ無骨。
- ランドローバー ディフェンダー
ロングの110もショートの90もどっちも最高。
110はいつか乗ってみたい夢です。
ディフェンダーも最近新型が出たけどガッカリでした…
レンジはまだ丸くはなってはいるものの踏襲はされてるのはわかる。しかしディフェンダーがああなってしまうとは。
他メーカーの四駆も軍的な無骨さはなくなり角が取れてラグジュアリーSUVになっちゃって本当に残念です。
- JEEP ラングラー
ラングラーはショートもロングのアンリミテッドも昔から形を変えず心を揺さぶります。
新型になって丸っこいSUVになっちゃうかなと思いきやスクウェアボディを継承してきたところはさすがJEEPです。
- スズキ ジムニー
そしてジムニーですね。
好きなモデルはやっぱり角ばってるJA11、JA22、JB64ですね。
こうしてみるともうなぜジムニーを選んだかわかりそうですが、現実的な車がないんですよね。
カッコイイ形は全て旧車。
現行モデルで角ばってるのはラングラーとジムニーとGクラスのみ。
悲しいのはデザインもそうですが、これまで悪路走破性など実用重視だった四駆が、今ではブルジョワがそれを誇示する為のキラキラゴテゴテしたステータスシンボルカーになってしまったことです。
キャバクラや風俗店の偉いさんがゴールドのネックレスとテカテカのクラッチバッグと共にGクラスやランドローバーに乗ってるのを夜の街でよく見かけるのも印象悪い一因かもしれません…。昔、ヤンキーがマジェスタやセルシオに乗ってるのを見た時のあの感じと同じ印象です。
Gクラスはもちろん高い。ラングラーも新型はなかなかの値段ですからね。
そうなると新車なら残るのは1つしかないんですよね。
車を持つことが必要なかった20代
青春時代を親の四駆を見て過ごし憧れを持つも、東京へ上京し、都会の繁華街に住み始めると車を持つことはすごく敷居の高いものとなりました。
もちろん、若くても無理して所有することはできたと思うんでしょうが、駐車場に2万円、四駆となれば4000ccなんてざらですし憧れていた車は古いのばかり。首都圏での一人暮らしの中、整備代や税金や維持費を考えるととてもマイカーなんて考えられませんでした。
20代なんて他にも趣味や遊びやお金を使うところなんていくらでもあるので、いつしか車を買うなんてことは頭からなくなりました。
車が必要ならレンタカーしたり実家の車を借りたり、移動だったり荷物を運ぶといった手段としての車はそれで済んでいたので事足りてたんですよね。
自分の車を買うというのは手段としての車を買うんじゃないんだなーと、今やっとわかってきたところです。
それこそ移動だけだったらレンタカーでいいんだけど、マイカーだったら自分の好みにいじったり、相棒というか、車としての手段を超えるアイテムになるんだなと納車前のくせに感じているんです。
改めて車を持とうと思って探した
そして繁華街住みで車を諦めていた20代が過ぎ、それから23区内ですが比較的ベッドタウン的な街に移り住み、車を買ってもええんちゃうかって考えが浮かんできました。
都内の繁華街なんてコンビニなんかも駐車場は無いし路駐なんてできないし乗ってても降りるところ探すのにも一苦労なんですが、引っ越してからはコンビニにも駐車場はあるし大きい国道を走れば色んな施設やレストランなどもあります。
こりゃ車を買ったら便利だなと思ったわけです。
で、じゃあ何を買おうかと選ぶも、上で好きな車を並べたように
- 予算
- デザインの好み(スクウェアボディ)
- 安全性や最新機能や静粛性や燃費
- 壊れにくさメンテしやすさ
を当てはめると新型ジムニーしか残らなかったというわけ。
けど最初はJA11か22を買うつもりでした。JB64はグリルやバンパーが野暮ったくて違うなって思ってたんです。
JA22を買うと決めてカスタムショップで見積もりを出してもらったんですが、その見積もりが140万。
あれ?20年前で10万キロ走った車を140万?って思って新型も見積もりしたのです。新車だし機能も何もかも最新ならやっぱこっちじゃね?ってなっちゃいました。
調べれば社外のバンパーやグリルも出る出る。
ノーマルが好みじゃなくてもカスタムすりゃいいだけやんとなりすぐディーラーで契約でした。
唯一最後まで悩んだのはラングラーアンリミテッドの前モデルJK。
ジムニー新車+αくらいの価格でわりと装備も新しいので候補になりましたが、いかんせん3.6L…
維持費を含めると脱落しました。
新型ラングラーJLは2Lモデルがあり経済的ですが新車価格跳ね上がりました。
78プラドも未だに未練がある車。
いいなーと思う車体を見つけても走行距離は20万キロなんてザラである。初めての車で苦労するのは大変そうなので見送りましたが、未練が捨てきれなかったら次に乗る車になると思います。
というわけで、幼少期の話からダラダラ書いちゃいましたが、こんな理由でJB64を選択したのでした。
ディフェンダーや古いGクラスやクラシックレンジローバーなどは今後の目標にとっておくとして、でも現代の車に乗ったあとレトロカーで不満は出ないものなのか…
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