ジムニーのカスタムといえば、やはりリフトアップやブロックタイヤなどのクロカン系のカスタムや、グリルだったりホイールのオシャレエクステリアカスタムだったりが一番に思い浮かびますが、実は一番満足度が高いであろうカスタムが今回紹介するステアリングのカスタムです。
なんといっても必ず車に乗ったら触りますし、触れている時間も長いし、何より目に入っている時間も長い。
バンパー変えたって運転中見えませんからね。
私もジムニーを納車待ちしている段階からステアリングのカスタムは絶対にやりたいカスタムだなーと思っていました。
こちらにも書いていますが、自分でできる革巻きハンドルから本格的なナルディまで幅広いカスタムまで見られるのがジムニーのいいところですよね。
そんなジムニーを乗っていて満足度の高いステアリングカスタムですが、新商品の登場で賑わいつつある感じなので私もイチオーナーの個人的な視点から商品を紹介して狙っているアイテムの解説をしてみたいと思います。
DAMDから新商品のオールウッドステアリングが発売!
今回この記事を書こうと思ったのもこの商品が出たからなんですよね。
というのも、私もこの商品を待っていたんです。
ステアリングスイッチやエアバッグを残したままのカスタムステアリングでオールウッド。
これまでの商品だとクラシカルなオールウッドだとステアリング全とっかえ。スイッチ類やエアバッグを残しながらだとスポーティやラグジュアリー路線といった感じでした。
まさにコレ!という商品が爆誕したので紹介せずにはいられなかったのです。
こちらの動画でも紹介されていますが、やはりスイッチ横と円周をつなぐ手で握る部分の造形が難しかったために発売がここまでかかったと話していますね。
この後紹介する他メーカーの物も「この接合部も木になれば最高なのに!」って思っていたんですが、技術的に難しいから採用しなかったってことなんですね。
そんなユーザーが思い描いていたことを実現させてくれるDAMDはやっぱりセンスあるなーと思っちゃいます。細かいところを「ま、いっか」にしないところが素晴らしい会社だと感じます。
あとは動画を見ていただければどんな商品かはわかると思います。
動画内で紹介されていますが、値段はやはりその造形の難しさから高めの設定になっていますね。
値段とクオリティと天秤にかけると他の商品も気になる方もいると思いますので他の商品も見てみましょう。
これまでの定番、REALステアリング
私が納車前につけたいと思っていたカスタムステアリングもこのREALステアリングでした。
新型ジムニーが発売されてすぐにエアバッグやステアリングスイッチ類を残したままカスタムできるものはこれが筆頭でSNSなんかでも人気でかっこいいなーと思っていました。
やはり惚れ惚れするような高級感がありますよね。ウッドと革とオイルフィニッシュの艶感も完成度が高いと思います。
このウッド以外にも、
こういったさらに高級感のあるブラックウッドやオールレザーもありますし、よりスポーティなカーボンなどもあり幅広い好みにマッチできるラインナップを揃えています。
しかし…、先ほども説明した通りクラシック感に全振りしておらず、カスタムしたいけど決め手に欠けるそんな感じでした。(個人の感想です!)
そんなことを思いながら改めてREALステアリングを何気なく調べていたら…!!!
なんとオールウッドというシリーズが増えてる!!!
先ほどDAMDの正真正銘オールウッドが出てしまったのでオールちゃうやん感はあるかもしれませんが、REALからも知らぬ間にリリースされていたんですね。
やはりこの接続部分はウレタンになっているところを見るとこの部分が相当難しいことがわかりますね。
ダークブラウンもあります。
DAMDは一本ラインが入ることによりナルディのようなクラシックな雰囲気がありますが、こちらは艶の具合などで高級よりに見えます。
最初に紹介した初期の定番のモデルからウッド部分が増えた新モデルは値段も上がっています。
しかし、接続部分の意匠はウレタンにしたことでDAMDよりは価格が抑えられている絶妙な価格設定になっています。
ジムニーオーナーとしては、自分の理想と予算とのバランスを考えて商品を選べるのでやはりジムニー最強だなーと思います。
それでもまだ高いよなーって思っている方は次のアイテム!
ショウワガレージからもステアリングが出てます!
ショウワガレージといえばジムニー乗りなら一度は聞いたことあるであろうカスタムの名店です。
そんな名門からリリースされてているのがこちら!
こちらもウッドを使って接続部はウレタン/革巻きといった仕様はREALステアリングと近いのですが、こちらのウッドは天然木ではなくウッド調だそうです。
それとREALと違うところはステアリングの下半分は裏側部分を革生地で繋いでいるのでグリップ力に重点をおいているところもスポーティ寄りなコンセプトかと思われます。
そしてこちらはDAMDにもREALにもなかったマットなカラーが魅力的です!
しかし、こちらも天然木でないため、マットだと経年変化ではなく経年劣化になってしまわないかというところが懸念点かもしれません。
ですが、ショウワガレージのステアリングはDAMDやREALよりもかなりリーズナブルに抑えられているので気軽にカスタムできることが魅力で、さらにカスタムショップでもあるのでショップで取り付けまでお願いできる安心感は大きいと思います。
定番のNARDIやMOMOも
やはり王道のクラシックスタイルとなればナルディやモモステですが、これらはエアバッグやステアリングスイッチを捨てることになってしまいます。
ですので個人的には選択肢には入らないのですが、XLやXGのグレードにはそもそもステアリングスイッチはなく、そのダメージは0なのでエアバッグさえ納得できればXCよりは踏ん切りもつきやすいかもしれませんね。
やっぱり見た目に全振りする勇気さえあればかっこいいですね。
旧車などではなっからエアバッグなどないならこれですよね〜。
しかし、しかし、ナルディやモモのステアリングを絶対つけたい、けどステアリングスイッチも使いたい、そんな相反する希望をかなえるアイテムもございます!
それがこちら
ステアリングスイッチを外さないと取り付けられないステアリングにカスタムした時にもスイッチ類を後付けできるステアリングボスがこちらのアイテム。
見た目は不思議な感じですがクラシックハンドルと現代スイッチを両方叶えるワガママカスタムも可能という選択肢の広さはすごいですよね。
ステアリングのカスタムはしっかり施工しましょう!
今回個人的な視点でクラシックカスタム寄りな商品紹介でしたが、よりスポーティなステアリングだったり、もっと高級路線のステアリングなども探せば見つかると思います。
他にもトライアルに特化するためのグローブをしていても細かい操作が伝わるステアリングなど、突き詰めれば色々なカスタムができるのもやはりジムニーの魅力ですね。
しかし、ステアリングのカスタムは操作に直結する、すなわち乗っている人の命に直結するカスタムです。
ですので、カスタムは信頼できるショップに依頼することが大事だと思います。現在のジムニーは機械制御されているのでステアリングの角度などもコンピューターで管理されています。
DIYでなくショップでもステアリングに関しては慣れているところでないとエラーが出たりすることもあるそうなのでしっかり取り付けしたいところです。
ジムニーが登場してからもう時間は経ちますが、今でも「これこれ!これを待ってたんだよ!」って新商品が出るので本当に楽しい車ですよね。
これからもまだまだ面白い新商品が出ないかチェックして紹介していきたいと思います!
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