新型ジムニーの納期は長いです。
こんなに納期の長い国産の車種は他にはないでしょう。
僕は納期に関しては特に下調べせず、試乗してそのまま契約しちゃいましたので、今思えば1番悪手かもしれないですね。急いでるわけじゃないしいっかって思ってたけど待ってみると長い長い。
購入を考えてるけどさすがにこの納期だと今乗ってる車の車検とスライドさせるタイミングも読めないってことで思いとどまってる人も多いと思うので納期を早める方法(僕調べ)を紹介してみたいと思います。
納期に関する最新の情報は前にこちらに書きましたのでこちらも踏まえて見てもらえるといいかと思います。
製造はラーメン屋みたいな流れっぽい?
まず、新型ジムニーが作られてく工程なんですが、現在多くの車はモノコック構造なのに対し、ジムニーはみなさんご存知の通りラダーフレームにボディが乗ってる構造です。
グレードによる細かいパーツの部品を除き、製造するにあたる大きな区分けは
- ボディカラー
- トランスミッション(MT・AT)
- エンジン(軽・シエラ)
となるはずです。
エンジンとトランスミッションが乗ったラダーフレームにボディをかぶせて完成って流れになるでしょう。
で、SNSなどで納車された人のデータを取っている方がいてそのデータを見てみると納車のタイミングごとにボディ色が固まっているとの情報を見たのです。
例えば○月上旬納車の人はグレーが多い等。
なのでボディカラーはまとめて何台分か作って、次の色、次の色といった製造の流れなんじゃないかってことです。
作業効率からいったら当たり前だし、車の製造や関係者からしたら当然だろ!って話かもしれませんが納車難民の邪推としてお手柔らかにお願いします。
ラーメン屋でいうと麺カタメ(カラー)をバーっと5人前とか作ってそのあと醤油か塩のスープ(MTorAT)に入れて、チャーシューかメンマをトッピング(エンジン660or1500)する。その配膳が終わったら、次は麺ヤワメ、次は麺バリカタ…って流れじゃないかってことです。(ラーメンで上手く例えようとしたけど失敗したかも)
ですので、どういう周期で製造されるカラーが回っているかはわかりませんが、この製造するカラーのタイミングが数ヶ月くらいの納期の差になっているのではないかと思います。
納期を短縮できるワザではないですが、納車される人の中での数カ月の差はこういったところも影響あるはずだと推測します。
ツートンは納期長い
ツートンは納期が長くなる傾向です。
単純にルーフ部分を塗る作業工程が増えるので当然ちゃ当然とも言えそうです。
ラインナップ的に注文もツートンは少ないでしょうし、製造工程(推測)を鑑みても作られてくタイミングの周期は他より長いんじゃないかと思われます。
何を差し置いても納期最優先じゃ!って人はツートンは避けたほうが早く届く可能性が高いでしょう。
複数のディーラー、サブディーラー、業販店で納期を確認する
1番現実的な納期短縮のコツはこれだと思います。
もうとにかく多くのディーラーで納期を聞いてまわることです。
特に県を跨ぐとスズキアリーナでも納期が違うことがあります。
よく聞く情報だとスズキのお膝元の静岡県は納期が早いとの噂で、他にも青森がなぜか早かったり県によって大きな納期の差があるのはどういった理由があるのかは謎ですが事実です。
そして新車を買うなら大きな店舗で綺麗なスズキアリーナへ足が向きがちですが、町の整備工場や中古車販売店などがスズキの車の販売を取り扱うサブディーラーや業販店でも購入が可能です。
真偽は定かではありませんがサブディーラーの方が納期が短いといった噂も聞いたことがあります。
実際に1年という納期になってしまっている現状なのでディーラーで聞いてもハッキリした納期の説明ができないところが多いと思います。コロナウイルス含めこの先何が起きるかもわからないですし。
コロナの話はこちら
納期はスタッフも読めないことが多いですが実際には納期には差がある。
これもまた噂で申し訳ないですが、ディーラーでもこれまでの販売実績や貢献度、逆に支払いが遅かったり滞りがちなど、優良店舗と問題のある店舗でメーカーから差をつけられているという話もあるとのこと。正規の新車販売用で仕入れたものに価格を上乗せして売ったり、まだ発表されていない情報を解禁前にリークしたディーラーがブラックに入れられているなんて話も。
本当かどうかはわかりません、けどメーカーと販売店があって、全て直営でなくフランチャイズや中古車屋や整備屋が混ざって販売していたら優秀なところには差をつける、もう販売委託やめてほしい!くらいの問題店舗には制裁みたいなことくらいは会社として普通にありそう。人間レベルで言えばアイツ嫌いだからとか、池井戸潤的に言えば出世の為に嫌がらせとかそんな事情もありかねないとは思います。
結局憶測ばかりになってしまいますが、店舗により差があるのは事実なので色々な店舗を回って1番早い納期の答えがもらえるところで決めるのがコツです。
見込み注文や展示車、試乗車を狙う
これはかなり運に左右されますが納期が極端に短くなる可能性を秘めてる必殺技です。
ジムニーは現状の通り、もう新規の注文は受注生産の状態です。
ですが店舗もメーカーへ店頭販売分としてジムニーを注文しているのです。
カラーやトランスミッションなどは人気のものだったり、その店舗が売りたい売れると思うのをセレクトしているでしょう。
その店舗で売るための見込み注文分を狙う作戦です。
運がいい人は新車の注文をしにいったら
「あ、それちょうどその色とグレードなら店舗販売分で注文してて再来月きますよ!それを当てましょう!」
ってな具合でソッコー手に入っちゃうラッキーマンもいるのです。
しかし、色とグレードとトランスミッションだけでも80通りくらいパターンがあるのでなかなか確率は低いですよね。
納車待ちの人にも「グレード変わっちゃうけどコレなら早く納車できるんですけどどうですか?」みたいな連絡もあるみたいです。
見込み注文分と同様にキャンセル車や展示車や試乗車でも同じように打診がある場合もあるそうです。
納期最優先で色もグレードもトランスミッションも二の次で店舗をくまなく回って交渉もできる人なら即納も可能かもしれません。
ディーラーオプションの有無で多少の納期短縮
これはおまけですが、カーナビやドアバイザーなどのディーラーオプションパーツは注文した車がディーラーに到着してからディーラーの整備工場で取り付けられるのでオプションがなければその作業工程分早まります。
最速記録のレコードを狙うならディーラーオプションはなしで。
プレミア価格上等で新古車・未使用車を買う
もう裏技でもなんでもなく諦めてお金で解決。
いまだ納期1年をさまよってるこの状況ですので未使用車などは即納分のプレミア価格が上乗せされてます。
車検が短くなってもいい走行距離がちょっとあってもいいって方はもう少し安く買うこともできるでしょう。
僕はもう半年待ってしまったので諦めて待ちますが契約する前だったら検討の余地あったかもしれません。
結論は足を使うかお金を使うか黙って待つか
色々なスズキ販売店をまわるのが答えですが、個人的にはそこまでしなくても納車早まるサプライズがあったら喜べるし、待ってる間もこうして楽しめるのでまあいっかくらいの気持ちです。
増産で納期が常識的な数字になるのが1番ですが、待った分愛せるってのがジムニーオーナーらしくていいかななんて。
噂話も多く参考になるかわかりませんが、これから契約を考えてる人の役に少しでもたてたらいいなと思います。
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