前回は正月休みを使ったタイヤハウスの塗装を紹介しましたが
今回も冬休みの宿題として課したエンブレムの塗装を紹介します!
こちらはタイヤハウスの塗装と違いDIYでもとってもお気軽に施工できます。
しかし、今回使ったラバースプレーはコツがいるのでその辺りを紹介していきたいと思います。
エンブレム塗装に必要な道具
塗装のために用意したスプレーはこちらです。
DIYで車のパーツ塗装する人の間では定番?かと思います。
このラバースプレー何がすごいかと言いますと、名前の通りラバーのスプレーで乾いたら簡単に剥がすことができるんですよ。
何言ってるかよくわからないって方は、犯人が別人の顔になりすますための特殊メイクみたいなイメージと思ってもらえれば。「ふふふ…バレてしまったら仕方あるまい…ペリペリペリ!」のあの感じで剥がせます。
というわけで失敗しても剥がせるので初心者でも気軽にチャレンジできるのです。
ボディに飛び散っても指で擦るだけでポロポロ落ちるので何も気にする必要はありません。
これ以外は特に用意するものはありません。
後は養生テープが一つとパーツクリーナー程度があればできちゃいます。
それではやっていきます。
とりあえず塗装してみる
施工方法を説明するまでもないんですが、ある程度の養生をして後はスプレーを吹くだけです。
その前に一応パーツクリーナーで脱脂はしておいた方がいいでしょう。
では養生をしていきます。
僕は念入りにエンブレムのきわきわになるように養生をしたのですがこれが失敗でした。
正面の【S】エンブレムはこれくらいでもいいのですが、バックドアの【SUZUKI】と【jimny】の方は養生をエンブレムのきわきわでやらないのが正解でした。
なぜかというと、乾くと養生テープに乗ったラバーとエンブレムに塗装されたラバーが一体になって繋がっているんですよ。
ですので、養生テープを剥がすと一緒にエンブレムの塗装も剥がれちゃったんです。
ですので一度目は失敗して再チャレンジしました。
次はエンブレムよりも大きめに養生テープを枠取りボディにも塗る感じでスプレーしました。
そして乾いたら剥がすわけですが、上手くできればボディ側から剥がしていくとちょうどエンブレムとの境目でラバー塗装が千切れてエンブレムだけに塗装が残るのです。
しかしこれがなかなか難しい。
フロントのSは文字も大きいので簡単だったのですが後ろの細かいところがうまくラバーが千切れなかったり、一緒にエンブレム側も剥がれちゃったり…
剥がれたところはまた塗り直したり何度もやって、細かくて上手に剥がれないところは爪楊枝でやったりするんですが綺麗に剥がれなかったり…
納得できなくて何度かやり直したり爪楊枝で格闘していたんですが途中で飽きて諦めました。
エンブレムに近づいて間近で見ながら作業していると粗が目立っちゃうんですが一歩後ろに下がれば全然わからないので作業終了としました。
いかがですか?
こうやってみると粗は目立たないですよね?
後ろからみるとこんな感じです。
普通に見たらすごくいい感じでできてるのでOKです。
ラバースプレーなので飛び石とか何かぶつかったりしたらすぐ剥がれちゃうと思うのでそうしたらまた再塗装しようと思います。コツはもう掴んだので。
やってみてわかったラバー塗装のコツ
ポイントとコツ
①マスキングする枠は大きめに
大きめにボディにもスプレーを吹いておかないと剥がすために摘む取っ掛かりがなくなる。
エンブレムに近すぎるとテープと一緒に塗装持ってかれる。
②焦らず薄くスプレーする
僕はせっかちでめんどくさがりなのでプシューとたくさん吹いてムラやタレが出て一度失敗しました。
乾くのも時間がかかります。特に後ろのエンブレムの細かい隙間に溜まってしまうとなかなか乾かなくなります。
③何度も重ね塗り
薄く吹けばすぐ乾くので、乾いたらまた薄く吹いて何度も重ねます。
重ねないとラバーが薄く剥がすときにすぐに破れて難しくなります。
④しっかり確実に乾かす
確実に乾かしてから剥がす作業をしないと綺麗に剥がれてくれません。
目視で乾いたと思っても隙間なんかが乾燥し切れていないこともあったので剥がす前はしっかり乾いてから。
⑤細かいところは爪楊枝で
細かい隙間などは爪楊枝を使うといいです。本当は針やカッターのようなものでやりたいのですが傷ついちゃうのでだめです。
ポイントはこんなところでしょうか。
これさえ守れば簡単にできるはず。
せっかちや横着者は失敗するという性格が表面化する作業です。
メッキパーツが無くなって無骨になり満足!
Gクラスなんかも好きですが最近のより昔の軍用の頃のデザインが好きです。
ランクルも最近のプラドより60や70が好きです。
最近の車のメッキゴテゴテが好みじゃないんですよね。
ですので今回メッキ部分を隠せたことでまた一つ自分好みになりました。
タイヤハウス塗装は面倒だけどそれをクリアすれば作業自体に難易度はありませんでしたが、今回のこのエンブレム塗装は面倒なことは何もないんですが、とにかくこのスプレーの特性を理解しないとうまく塗装ができないのでそのあたり同じ塗装でも全然性質が違いました。
けれどわかんないなりに、毎回初めてのDIY車いじりをしていくごとに経験値が増している実感がありとても楽しいです!
完成された車だとなかなか手の入れようがないけどジムニーって余白が残ってるからいいですよね!
その余白でオーナーの色が出るのがいいところ!
皆さんもいじって楽しみましょう!
コメント
ラバー塗装のマスキングって塗装が乾く前に剥がすもんじゃないの?
コメントありがとうございます!
ご指摘の通り確かに乾く前にとっちゃうのもいいしれませんが、そのままマスキングしておくとマスキングを剥がす時に塗装の端っこも一緒にはがせるので私はこの方法を採用しました!