みなさん、ジムニーを運転している時って腕をどこに置いてるか自分でわかりますか?
おそらく多くの方はもはや意識していないのでわからないって感じでしょう。
ですが、長い時間運転すると肩がこったり腰が痛くなったりっていう経験はあるかもしれません。そこで初めて楽なポジションで運転できていないと気づくこともあるかもしれません。
実は私もジムニーが納車されてすぐ運転して気づいたのが腕のやり場に困ったのです。
それまで無意識的にハンドルを握るのと肘をどこかに乗せたり当てたりするのってセットで行う動作だったのに気づいて、その場所がないジムニーでは腕をずっと浮かせている姿勢ですごく疲れることがわかりました。
そこで私が導入したのはアームレストでした。
こちらのアームレストはすごく優秀で、今では手放せないアイテムです。
しかし、言うまでもないですが、このアームレストは左腕を支えるものであり、右腕のアームレストではありません。
そこで今回登場したカーメイトのドアアームレストがすごく気になりました。
それがこちらです。
後ほど細かい部分を紹介しますが、このアームレストはおそらく初登場である右腕用のアームレストなのです。
これがどれだけ運転のサポートをしてくれるのかとても気になるので紹介していきたいと思います。
右腕を休められる「ドアアームレスト」
その発想があったのか!確かにまだそこは誰もやってなかった!そんな目から鱗のアイテムが今回紹介するドアアームレストです。
これまでにあったジムニーのカスタムパーツとしてのアームレストは、運転席と助手席の間にパーツをつけて、運転席であれば左腕、助手席であれば右の腕を乗せられるアイテムが主でした。
しかし今回紹介するこのアイテムは運転席であれば右腕、助手席であれば左腕のドア側に取り付けるアームレストなのです。
確かに考えてみれば、他の車を運転するとドアグリップに肘をかけて運転することが多いなと気づきました。高級車や運転していて楽だなと思う車にはドアグリップのところにクッションが付いていて、疲労の少ない運転ができていたんだなーと思いました。
しかし、現状、ジムニーカスタム用品で売られている多くのアームレストは、真ん中に取り付けるものばかりで、おそらく多くのメーカーが考えつかなかったのではないかと思います。新型ジムニーとして登場して、もうこれだけの年月が経っても、まだブルーオーシャンなパーツがあったとは驚きです。
この商品はすごくシンプルでクッションパーツを両面テープでドアグリップにつけるだけとなっております。
もちろんカーメイトですから、クッション部分や樹脂パーツ部分もジムニーの純正と何ら変わりない「まるで純正」の仕上がりになっています。
このアイテムをつけることでドアグリップの部分が1.5cmほど飛び出るようになるので狭いジムニーの車内でギリギリに作られたドアグリップの幅を拡張してより肘を乗せやすくなるのだと思います。わずかな数センチが以外と大きく働くんですよね。そのあたりはテストして決めたところだと思うので楽になるのだと予想します。
両面テープ貼り付けだけなので、商品とは別に工賃がかかることもありませんし、DIY初心者の方も余裕で取り付けができるのもナイスポイントです。
めちゃめちゃ気になるし、手放せないようなアイテムになりえそうなのですが、手放しで即買いできないところも、個人的にはあるので、そのあたりを次に紹介したいと思います。
気になるところやウィークポイント
ウィークポイントの部分は「それってあなたの感想ですよね?」と言われそうなところでもあるんですが、あくまで個人的に気になったところを挙げるとまず1つは値段です。
使ってみて、満足できれば全然高いとは思わない価格だとは思うのですが、使ってみて「高さが合わなかった」「位置が合わなかった」といったことがあると、ただのゴミとなってしまうアイテムにこの値段を出してチャレンジすると言うのが貧乏人の私には難しいかなと思います。
1度でもどこかで使えたり、あるいはテスター等で、使用感を確かめられれば何の問題もなく購入できるアイテムだと思います。
なので、誰かのレビューをみてから買ったりするのも1つの手だとは思うのですが、ドライビングポジションと言うものは体型や癖によって違いますし、シートやハンドルのカスタムの有無でも使用感は変わってしまうもので、その人の感想が自分の思っていたものとは違う可能性もあります。
なので、やはり買うしかないんですよね。
それを試すギャンブルに出せる額かどうかと考えるとすごく絶妙な価格になっていると思います。
それでやはり買うとなると、いきなり運転席と助手席2ついっぺんに買うのはハイリスクになるので、運転席側だけを試すこととなると思います。そしてすごく良いアイテムだとわかったところで、じゃぁ助手席側も買ってみようと思ったら、なんと助手席側のみは販売していません。
販売しているのは運転席と助手席の2つセット、もしくは運転席のみこの2パターンになります。ですので、運転席が良かったから助手席もつけようということはできず、助手席もつけたいと思っていたら、初めからセットの方でギャンブルをしなければいけないのです。
自分にマッチするかどうかわからないアイテムで、運転席と助手席セットのこの価格はなかなかポンと出すのは難しいんじゃないかなと思ってしまいます。
と言う価格面でのウィークポイントが1つと、もう一つは物理的な部分です。
先ほど商品の紹介でも、1.5センチの出幅があると説明しました。
商品のページにも書いてありますが、少し飛び出ることによりシートベルトが擦れる場合があると書いてあります。
つまり、シートとドアグリップの隙間干渉の具合で取り付けができない可能性もあるかもしれません。特にシートカバーにおいては最近多く見られるカスタムであるので、このへんは公式で取り付け可能/不可能アピールしておかないと、だいぶ売り上げに響いてしまうのではないかなと危惧します。
シートカバーのカスタムをしている方やレカロシートに変えてるけどつけたいといった人は、自らが人柱になるか、誰かのレビューを待つしかないでしょうね。
上記が手放しで購入に踏み切れないウィークポイントだなぁと感じました。
どこかで使ってみたい!良ければ即買いしたい!
もう本当にどこかで試してみたい、ただそれだけですね。
ノーマルのドアグリップに高さを変えず、クッションだけ取り付けるのであれば、なんとなく使用感の想像ができそうかなぁとは思ったのですが、樹脂パーツにより高さも少し上がっているので、きっとこれが良いように働くのでしょうが、想像ができなくなってしまっているんですよね。
けれどテストをして使いやすいように使いやすいように何度も試しているはずですから、高さや長さ、クッション性などこれがベストだと信じて購入してしまうのもありなのかもしれません。
カーメイトのアイテムを実際に見たり試したりできる場所ってあるのでしょうか?
カスタムと言うのはやってみないとわからない、というものなのかもしれませんが、世のお父さん方などはなかなかそうもいかないですよね。
私も、あまりもう意識していなかったドライビングポジションを改めて右腕の置き場をどうしているかよく気にして運転してみたいと思いました。この右腕の場所次第でこの商品があったらより良くなりそうなのかを熟考してみたいと思います。
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